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弁護士 弁護士・法律事務所の履歴書の書き方・例文・サンプル【プロが解説】

弁護士・法律事務所の履歴書の書き方・例文・サンプル【プロが解説】

2020年06月27日

弁護士として就職・転職しようとしている方や書類選考が通らず悩んでいる方へ向けて、「弁護士の履歴書の書き方や例文」について本記事でまとめました。

弁護士の履歴書の書き方は大切です。ポイントをおさえて書くことができれば、あなたの魅力をグッとアピールすることができます。

そこで本記事では、好印象を与えるための履歴書の書き方や例文を具体的にご紹介します。

株式会社WILLCO 榊原
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株式会社WILLCO 榊原
司法書士・法務・弁護士を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。転職実績は業界最大級。求人票には載っていない事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいています。お気軽にご連絡ください。求職者様・事務所様の双方にとってベストな転職を実現します。

弁護士の履歴書のフォーマットおよびサンプル

履歴書をお持ちでない方は、以下のリンクをクリックするとフォーマットやサンプル(例文付き)をダウンロードできます。

>>弁護士の履歴書サンプル・例文(Excel)

 

履歴書のポイント

履歴書の各項目のポイントをひとつひとつ解説していきます。

下図の番号に沿ってまとめていくので、気になる箇所からご覧ください。

弁護士履歴書

①証明写真

採用担当者が一番最初に着目する点が、証明写真です。

そのため写真の印象が履歴書に大きく影響すると言えるでしょう。

稀にスマホで撮影したりアプリを利用したりしている方がいらっしゃいますが、『不誠実』『きちんとしてない』などの印象を与えてしまう恐れがあります。

そのため必ず、履歴書用の証明写真で撮影してください。

その際、「清潔感」を意識すると良いでしょう。

下記を参考にして写真を撮影すると、好印象を与えられるようになります。

 

髪型

男性・女性ともに、前髪が目にかかって顔を隠してしまっていないかをチェックしてください。

弁護士はクライアントとの折衝があるため、暗い印象に見えないことが大切です。

男性の場合は、額をそれなりに出すこともおすすめです。

知的で意思の強さをアピールすることができ、相手に意気込みを伝えやすいです

髪の短い女性は、サイドの髪を耳にかけたりと顔にかからないようなスタイリングを意識しましょう。

髪の長い女性は、髪の毛を結ぶことがおすすめです。

おろしたスタイリングの場合でも顔にかからないように、髪の毛を後ろに流すなどして清潔感のある写真を用意しましょう。

 

服装

男性・女性ともにスーツが好ましいです。

誠実さをアピールしやすいよう、スーツの色は黒や濃いめの紺、グレーなどがよいでしょう。

男性の場合、ネクタイはあまりに個性が出すぎていなければ問題ありません。

シャツやブラウスは白が無難です。

 

表情

次は、表情についてです。良い印象を与えるために、以下を意識して撮影してみてください。

[ 良い印象を与える表情の作り方 ]

  • 顎を少し引く
  • 口元を閉じ、葉が見えないように注意し、口角を少し上げる
  • 目を細めないよう注意する(見開きすぎない)

また、肩が左右どちらかに傾いていないかもチェックして撮影しましょう。

もし顔色がすぐれない場合は、膝の上に白いハンカチなどを置いて撮影すると、光が反射して顔色が綺麗に写ります。

 

②日付

日付の表記が過去になりすぎていないかどうか確認しましょう。

特に、パソコンで作成した履歴書は日付を修正するのを忘れがち。

日付が明らかに違うものは、使いまわしをしたと思われ印象を悪くしてしまいます。

 

③学歴、職歴の書き方

学歴、職歴の書き方

学歴や職歴の上段には必ず「学歴」「職歴」と記入し、最終職歴の下段には右詰で「以上」と締めてください。

学校や社名などを書くときはどんなに長くても、正確な名称を記載しましょう。

また、担当者によっては「だらしない」と判断してしまう場合もあるため、元号表記・西暦表記どちらかに統一した方が好ましいです。

最後に、間違った内容は経歴詐称になってしまう場合があるので、書き終わったら間違いがないかを確認しましょう。

 

職歴は雇用形態まで記載

正社員の場合は記載する必要はありませんが、正社員以外の雇用形態の場合は『入社』のうしろに雇用形態を記載しましょう。

理由がある場合『契約社員』『パートタイマー』などの働き方をしていたとしても、マイナスにはなりません。

正社員以外の場合、面接のときに理由を聞かれることがありますので答えられる準備だけしておきましょう。

 

④免許・資格の書き方

免許や資格を書く際は正式名称を記載しましょう。

事務所側は何期生なのかを知りたいことが多いため、

  • 司法試験予備試験や司法試験合格年度
  • 何期生なのか

上記を記載すると好ましいです。

また、事務所側が優遇しやすい資格として英語関係の資格があります。

TOEICの場合であれば、800点以上だと好印象です。

 

⑤通勤時間などの情報も必ず記載

通勤時間や扶養家族数などは意外と忘れがちな項目なため、必ず書きましょう。

 

⑥本人希望記入欄の書き方やポイント

基本的には「貴社規定に従います」と記入しましょう。

法律事務所の履歴書の場合『貴所or貴事務所』、企業などへの履歴書の場合『貴社or御社』となるため注意が必要。

また、給料や待遇に関しての希望や条件を書ける欄ではありますが、自分の希望ばかりが目立ってしまうと選考に不利になってしまいます。

希望条件がある場合は、面接を進めながら少しずつ話し合っていくといいでしょう。

ただし、「子育てで16時には上がらなければいけない」など、どうしても譲れない点がある場合は記載してください。

 

⑦趣味

趣味特技はアピールになる

趣味や特技は、それが趣味である理由や説明を書くと効果的です。

例えばですが

・野球

学生時代、野球部に所属し甲子園を目指していました。

今でも休みの日はよく観戦しに行きます。

など簡単な説明を書くと、採用側はあなたに対するイメージを掴みやすくなります。

好まれる趣味や特技はスポーツや読書。

スポーツの場合『体力があり、協調性がある』、読書の場合『勤勉で向上心がある』といった印象を与えられるでしょう。

実は趣味もあなたの魅力をアピールする有効な項目です。

 

⑧志望動機の書き方

志望動機の書き方

履歴書で特に大切な項目は、志望動機です。

志望動機が魅力的に書かれているかどうかで、書類選考の結果は大きく左右されます。

そこで、下記に志望動機のポイントや例文を記載するので参考にしてください。

 

志望動機のポイントや考え方

選考先が弁護士事務所の場合、これまでの経験業務に加え、

  • どんな人物なのか
  • 事務所の特色とマッチするかどうか

などを見ているケースが多いです。

そこで、下記を踏まえて志望動機を作成すると良いでしょう。

  • なぜ法律に興味を持ったのかorなぜ応募先の法律事務所に興味をもったのか
  • 法律の仕事ではならない理由
  • 自分の長所やアピールできるスキル
  • 応募先の法律事務所でどのように働きたいか、どのようなことをやりたいか

志望動機の例文

上記のポイントを踏まえた例文を載せます。

[ 例文 ]

貴所を志望しますのは、貴所が理念に掲げている「〇〇」に共感し、私自身も依頼者に寄り添い評価される弁護士になりたいからです。

私は、専門的な知識で多くの問題を解決し人々の生活に貢献したいと考え、法学部に進みました。

トラブルを解決するためには、今まで勉強してきた知識に加え、私の長所でもあるチャレンジ精神や向上心が大切と考えております。(長所をアピールできるエピソードなどがあると尚よし)

貴所は、労働問題など生活に密着している案件を多く扱っており、人々の生活に貢献したいと考えている私が目指す弁護士像に近づけると考えております。

 

弁護士から履歴書についてよく聞かれる質問

弁護士から履歴書についてよく聞かれる質問

最後に、履歴書についてよく聞かれる質問をご紹介します。

 

Q1.運転免許など、弁護士に関係のない資格も書く必要はありますか?

基本的に、弁護士に関係のない資格でもすべて記入します。

しかし、持っている資格が多く記入する枠が足りない場合は、優先度の高い資格を書くようにしましょう。

 

Q2.志望動機は事務所によって変えるべき?

各事務所によって、志望動機は変えましょう。

様々な事務所がありますので、志望動機は事務所によって違うはず。

採用側からすると、志望動機の使い回しは案外分かりやすいです。

使い回しが悟られれば悪い印象を与える結果となります。

受ける事務所や企業によって志望動機は都度練り直すようにしましょう。

 

Q3.手書きとPC、どちらが良いですか?

どちらでもかまいません。

「手書きの方が受かりやすい」「パソコンだと受かりにくい」といった優劣は一切ございませんので、やりやすい手段で作成しましょう。

個人的にはPCでの作成をおすすめします。

 

記入する内容が思いつかない方へ

履歴書は、丁寧に仕上げるほど面接選考に進めるようになります。

もし「書く内容が思いつかない」「添削を受けたい」といったお気持ちがある方は、ぜひ我々転職エージェントにご相談ください。

弊社サイト「LEGAL JOB BOARD」は弁護士などの士業に特化しているため、多くの弁護士の方の選考をサポートしてまいりました。

 

まとめ

履歴書の大切なポイントを項目別に解説しました。

徹底した書類作成を一度行えば、それはあなたの大きな武器となります。

書類の出来によって面接でのあなたの言動の受け取られ方は大きく変わるので、今一度、納得のいくまでチェック・修正を行いましょう!

株式会社WILLCO 榊原
この記事を書いた人
株式会社WILLCO 榊原
司法書士・法務・弁護士を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。転職実績は業界最大級。求人票には載っていない事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいています。お気軽にご連絡ください。求職者様・事務所様の双方にとってベストな転職を実現します。