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弁護士が有利になる転職時期や退職を伝えるタイミング|内定までの転職期間も解説

弁護士が有利になる転職時期や退職を伝えるタイミング|内定までの転職期間も解説

2020年11月19日

こんにちは。 弁護士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の榊原です。

今回は、「弁護士の転職のベストタイミングや時期」について解説します。

ただし先に申し上げますと、有利な時期と言っても大幅に有利になるわけではありません。

そのため、本記事でまとめる時期を守らなければ転職活動や移籍が大きく不利になる、というわけではないのでご安心ください。

株式会社WILLCO 榊原
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株式会社WILLCO 榊原
司法書士・法務・弁護士を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。転職実績は業界最大級。求人票には載っていない事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいています。お気軽にご連絡ください。求職者様・事務所様の双方にとってベストな転職を実現します。

弁護士が有利になる転職の時期

では、弁護士の転職活動が有利になる転職時期について解説します。

弁護士と言っても、職種や状況によって有利な時期は変わります。

 

経験弁護士

中途で転職活動を行う弁護士や、実務経験がすでにある弁護士の場合、有利になる転職活動時期は12月〜1月です。

12月〜1月は、司法修習生を歓迎する求人が増え始めますが、同時に「経験弁護士」を採用する枠も作られることがよくあるので、結果的に経験弁護士向けの求人も増えることになります。

 

企業内弁護士(インハウスローヤー)

インハウスローヤーが有利になる転職時期は、企業の「期が変わるタイミング」で求人が出やすくなります。

期が変わるタイミングは企業によって変わりますが、一般的には4月・9月です。

4月・9月はインハウス向けの求人が増えるので、この時期に転職活動を行うと応募の候補先が増えます。

インハウスローヤーのなり方や法律事務所との違いは以下の記事に詳しくまとめているので、あわせてご覧ください。

司法修習生

司法修習生が有利になる就職のタイミングは6月〜7月頃と11月〜12月頃です。

6月頃から五大法律事務所の採用が始まるので、夏前から動いておくことで内定が出る可能性が高くなります。

補足ですが、修習が始まるタイミングやその前、9・10月に合同の事務所説明会に参加することをおすすめします。

その時期に採用活動をしている事務所しか説明会に来ないため、内定率が上がります。

司法試験の結果に自信のある修習生の方は、就職活動を以上のような時期に始めると良いでしょう。

また前述したように、司法修習生を歓迎する求人が11月・12月頃に増え始めるので、この時期も有利です。

しかし注意する点として、修習後に内定をもらった事務所がやっている分野以外に興味を持ってしまい、早期退職に繋がった件が今年だけで3件ありました。

修習前に決めたい方は、よく吟味して事務所選びをする必要があります。

法律事務所の選び方や司法修習生の就職活動に関する絶対に知っておくべき情報・就活のタイミングは、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

転職活動の始め方や流れ・ポイント

続いて転職活動の始め方や流れについて説明します。

転職時期は分かったものの、具体的にどのように始め、進めていけば良いか分からない場合は続きをご覧ください。

基本的に転職活動は以下の流れになります。

  1. 書類作成・求人に応募
  2. 面接選考
  3. ランチ・会食

内定までかかる時間は平均1ヶ月程度です。

もちろん他の求人との比較や吟味を重ね、3ヶ月〜4ヶ月ほど時間をかける弁護士の方もいらっしゃいます。

では、それぞれのポイントを解説します。

 

①書類作成、求人に応募

書類とは、「履歴書」と「職務経歴書」です。

求人に応募するにあたり、この2つは必須なので完璧に作り上げておきましょう。

応募先ごとに作る必要がありますが、ベースは一緒で大丈夫です。

書類選考で落ちるのは非常にもったいないので、必ず妥協せずに作りましょう。

原則、一度落ちた事務所や企業は二度と受けることはできません。

履歴書や職務経歴書の書き方は以下の記事を参考にしてください。

書類作成で気を付けたいポイントは、読みやすいフォーマットで作成することです。

また職務経歴書の内容では、

  • どんなクライアント
  • どんな案件を持っていたか
  • 働いている(or働いていた)事務所の規模感
  • どれだけ顧問先を持っていたか

などをアピールすると良いでしょう。

ただし事務所によってはアピールしない方が良いこともあります。

このあたりを文章で解説するのは複雑になるため、もし書類選考をより確実に突破したいという場合は、リーガルジョブボードの転職エージェントにご登録くださいませ。

転職エージェントサービスにご登録いただくと、書類選考を突破するための書き方や添削・フィードバックを行います。

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また求人の応募のやり方は、弁護士の求人サイトや弁護士会などから応募できます。

もしくは、気になる事務所があればホームページにアクセスし、直接応募しても良いでしょう。

弊社リーガルジョブボードの求人をご覧いただくのも選択肢の一つです。

ちなみに、自分で直接求人に応募するより、リーガルジョブボードのような転職エージェントを経由して応募した方が内定率が上がることをご存知でしょうか?

理由は以下の記事で書かれているので、あわせてご覧ください。

②面接

弁護士の面接では基本、「ロジカルシンキング(頭のキレや説得力)」が一番見られます。

面接時間自体は、5〜15分くらいで、そこまで長くはありません。

聞かれる内容はオーソドックスなことが多く、『これまでの経験・退職理由・志望理由・これから何をしたいか』がほとんどです。

ここで注意されるポイントは、退職理由がしっかり転職理由にリンクしていることです。

転職をしたい理由や、これからやりたいことが前の職場では達成できず、志望先では叶えられるということをきちんと説明できるようにし、面接官を納得させる必要があります。

当たり前かもしれませんが、弁護士の場合は細かく質問されたり、わずかな矛盾も許されないと考えて良いでしょう。

そのくらい気を引き締めて準備することをオススメします。

面接対策や志望動機の作り方については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

また、面接対策や志望動機も転職エージェントサポートを受ければ徹底して対策を取らせていただきますので、一人での対策が不安という方はお気軽にリーガルジョブボードにご連絡くださいませ。

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③ランチや会食をして関係性を確かめる

一次や二次面接を終えた後、会食をして事務所に馴染める方か判断します。

面接では、弁護士としての能力であるロジカルさを見られ、よりフラットな場で人柄を見られます。

ここに関しては、相性の問題なので注意すべき点はありません。

 

転職活動前にキャリアプランを策定すること

補足ですが、転職をするにあたり、自分が将来的にどういう風になりたいかを明確にしておくことは大切です。

キャリアプランを想定しないまま転職を行うと、転職してから「やっぱりあっちの道がよかった」「こっちの分野は自分に向いていなかった」といったミスマッチや後悔が生じるからです。

例えば、40代を迎えた弁護士がふと「企業法務」に興味がわき、携わりたいと考えるようになったとします。

しかしこちらの方はこれまで民事系の事務所で働いてきたため、企業法務系の経験は全くありません。

このような場合、転職は厳しくなります。

手遅れにならないよう、できる限り早い段階でキャリアプランやゴールを定めるのが大切です。

例えば、一般民事系で働く27歳で、将来的にはインハウスで働きたい、尚且つメガベンチャーや大手などで法務責任者やそれに近い人になりたい方がいたとします。

かなりレベルの高い人材が求められる企業なので、弁護士資格があってもそれなりの経験がなければ採用してくれません。

メガベンチャーや大手企業に転職するためには、まず中規模くらいの企業法務系の事務所で大型のM&Aの案件を受け持ったり、上場企業の顧問を受け持ったりして経験を積むのが理想です。

まとめると、この転職を叶えるためのキャリアプランは、「一旦クライアント規模の大きい事務所に移籍してキャリアを積み、最終的には狙っていたインハウスへキャリアステップする」となります。

このように、自身が叶えたいキャリアプランやゴールを定め、それを叶えるための転職活動が行えるように進めていきましょう。

シビアな弁護士の世界では、早めにゴールを決めることが非常に重要なのです。

キャリアプランの策定は一人だと難しいため、転職エージェントや先輩弁護士にご相談されることをおすすめします。

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転職のタイミングは退職前?退職後?

転職のタイミングは、退職前をおすすめします。

 

理由①収入面

退職後の転職活動では、貯蓄に余裕がないとおすすめできません。

金銭的余裕と精神的余裕は繋がっているため、金銭的余裕がないことからの焦りによって、妥協して転職先を決めてしまう恐れがあるからです。

もちろん働きながらの転職活動は大変ですが、働きながら転職活動を成功させた方のほうが多いです。

有給を使ったり、理解がある上司であれば相談をしたりなど、働き方を少し調整できる場合はしましょう。

しかし、転職活動に理解のない上司歩であれば、相談する方がリスクです。

その場合は余裕を持った貯金を抱えた上で退職し、その後転職活動を行いましょう。

 

理由②履歴書に空白が生まれない

転職が結果的に長引いてしまった場合、ブランク期間が長くなることがあります。

そうなると、その期間は何をしていたのかと面接官に聞かれる恐れるでしょう。

正当な理由があれば問題ないですが、あまり理由のないブランクは好印象を与えません。

なるべく空白期間が生まれないようにするという意味でも、退職前の転職活動をおすすめします。

 

円満退社を叶える退職を伝えるタイミング

退職の手続きで重要なことは、退職を言うタイミングとスムーズな引き継ぎです。

この2つを間違えたり、適当に投げ出してしまうとトラブルになります。

事務所だけでなく、顧問先にも迷惑をかけることとなるので、注意しましょう。

 

円満退社のポイント①退職を伝えるタイミング

退職を伝える、もしくは転職活動について相談するタイミングは、上司の理解度によって変わります。

理解度がある上司であれば、転職活動を始めるタイミングで話してもいいかもしれません。

働きながら転職活動をするのはかなりハードなため、事務所に少し配慮してもらうと、体力的にも余裕が生まれます。

しかし、理解がない事務所や上司もいるため、その場合は内定受諾してから退職届とともに退職の旨を伝えましょう。

 

法律事務所では、退職を伝える時期の規定がありません。(事務所によっては設けているところもあるかもしれませんが、ほとんどの事務所がない印象です。)

引き継ぎなども含め、何もなければ一ヶ月で退職できます。

具体的な退社日については、受諾先とも調整し、両者に齟齬が出ないようにしてください。

場合によっては、少し引き伸ばして欲しいなどの要望もあるため、入社日に差し支えない程度で譲歩しても良いでしょう。

 

円満退社のポイント②引き継ぎ

引き継ぎを完璧にすることで、その後のトラブルがなくなります。

後任の弁護士だけでなく、クライアントにも転職する旨を伝え、引き継ぎましょう。

転職活動をする上で、空いた時間に引き継ぎ資料などを作成しておくと良いです。

引き継ぎをする際は、漏れがないようにしっかりと確認してください。

元いた事務所に好印象を残すと、転職先や独立後に良い縁があるかもしれません。

狭い業界なので、なるべく印象良く退職できるように心がけましょう。

 

弁護士は転職エージェントを活用すると内定が出やすい理由

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上記以外にも、転職エージェントを活用することで得られるメリットはかなり多くあるので、気になる方は以下の記事もあわせてご覧ください。

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