【特許弁理士・特許技術者】特許事務所の採用担当が見るポイント

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特許弁理士・特許技術者に向けて、特許事務所の採用担当者が見ているポイントを本記事でまとめました。

特許事務所の面接対策をしたい特許弁理士や特許技術者は、本記事をお読みください。

あなたが面接や書類で何をアピールすれば良いのかが明確に把握できます

※選考先が特許事務所ではなく企業の場合は下記の記事をご参考に。

>> 【弁理士・特許技術者】企業知財部の採用者が見るポイント

 

目次

1 特許事務所の採用担当者が見ているポイント

2 技術分野のマッチング

  2.1 出身大学および出身大学の学部

  2.2 これまで経験した業務内容

3 英語力

4 人柄

  4.1 論理的思考力

  4.2 コミュニケーション能力

  4.3 意欲

5 資格(必須ではない)

  5.1 弁理士資格

  5.2 英検1級

  5.3 修士以上

  5.4 その他、公的資格

6 最後に

 

特許事務所の採用担当者が見ているポイント

事務所が見ているポイント4つ

特許事務所が具体的に何に着眼し、採用の可否を決定しているのかをまとめます。

ポイントは大きく分けて4つ

下記で詳しくお話していきます。

 

技術分野のマッチング

技術分野のマッチング

特許事務所が一番見ているポイントは、技術分野とのマッチングです。

あなたが専門とする技術分野と、事務所側が専門としている技術分野がマッチするかどうか、ということです。

具体的な技術分野としては、機械・化学・電気電子・ソフトウェア・医薬・バイオ・IT・AIなど。

[ 例 ]

機械:家電・自動車・工場用の機械・医療用の機器など

化学:有機化学・無機化学・生化学など

IT :Webサービス・アプリなど

といった膨大にある様々な技術分野がある中、選考先の事務所が請け負う技術分野に関連する経験をあなたがどれだけ積んできたのかを見ています。

 

出身大学および出身大学の学部

特許事務所の採用担当者は、出身大学や出身大学の学部を見ます。

  • 理系学部の大学であるかどうか
  • どんな分野の研究をしたのか

を把握するためです。

なので、大学での研究内容を履歴書や面接で表現する際に、希望する事務所の請け負っている業務やクライアントに近い実績をアピールすることで、好印象を与えます。

また技術分野だけではなく、出身大学の偏差値を見る事務所もあります。

 

これまで経験した業務内容

あなたが経験したことのある業務内容も見ます。

これも同様、技術分野のマッチング度を判断するためです。

[ 例 ]

・医薬品メーカーで新薬の研究を行っていた

・大学の研究所にて、細胞に関する研究業務を行っていた

・IT企業のエンジニアとして、アプリ開発に携わっていた

上記ような経験業務は優遇されます。

ただ、もしあなたがすでに特許弁理士や特許技術者で、特許業務を経験したことがあるのであれば、その特許業務の分野を見られます

上記のような経験がない場合でも問題ありません。

もしアピールできる経験がない場合は、前述した学歴や下記でまとめているポイントもチェックしてみてください。

 

英語力

英語力

英語力は、ほとんどの事務所が必須とされています。

国内の業務だけを扱っている事務所もありますが、半数以上は、内外出願業務を扱ってる事務所。

英語力の目安としては、

「ネイティブでなくても良いが、読み書きができるレベル」。

TOEICで言うと「600〜700」。

もし英語を活用した経験があれば、それをアピールするのも良いです。

例えば

[ 例 ]

「普段の業務で英語を使用している」

「海外出張や海外転勤を経験している」 

など。

英語力に自信がある方はぜひアピールしましょう。

 

人柄

人柄

「一緒に働きたい」と思えるかどうかも、選考の合否判断の基準になります。

それは「人柄」で判断します。

特許事務所の場合、下記のような人柄を重視しています。

 

論理的思考

論理的な思考ができる人材は歓迎されます。

  • クライアントや他所員、上司の意図を正確に理解できる
  • 自身の考えや意図、意見を論理的視点で伝えることができる

といった点。

論理的に物事を捉えているかを見ています。

 

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は必ず見られます。

弁理士はクライアントとのコミュニケーションを通して、「どのように特許を取得するか」を検討します。

クライアントとのコミュニケーションなくして最適な知財戦略は練られません。

コミュニケーション能力の有無は、面接中、以下のような点で判断されます。

  • 面接官の質問に対して簡潔に答えられるか
  • 面接官に質問ができるか
  • 笑顔で会話ができるか(表情が硬くならないか)
  • TPOをわきまえてお話できるか

 

意欲(例文あり)

意欲がアピールできると、とても魅力的な人材として見てくれます。

意欲をアピールできるのは面接のタイミングなので、あなたの思いをまっすぐに表現しましょう。

とはいえどれだけ強い意欲があっても、それが伝わらなければ水の泡。

そのため分かりやすく伝える努力は求められます。

意欲を分かりやすく伝え流方法は「志望動機で表現する」ことです。

  • 今までの経験がこの事務所でどのように活かされるのか
  • なぜ知財業務を行いたいのか
  • この事務所を選んだのはなぜなのか

この3点の切り口で伝えられれば、自然と意欲が伝わる形となるでしょう。

弊社LEGAL JOB BOARDでは模擬面接の実施も無料で行っているため、ご興味があればご連絡くださいませ。

[ 関連記事 ]

特許弁理士の志望動機

特許技術者の志望動機

 

 

資格(必須ではない)

Business Skills on the Mechanism of Metal Cogwheels.

必須ではありませんが、下記のような資格は優遇される場合が多いです。

 

弁理士資格

弁理士資格を持っている方は優遇されます。

クライアントは弁理士の所属人数を重んじる傾向ががあるため、事務所側は有資格者をなるべく採用したいと考えます。

 

英検1級

弁理士や特許技術者は英語力が求められます。

TOEICと同じく英語力をアピールできる資格が、英検1級。

英検1級であれば、TOEIC900点以上の価値があると言われており、「読み書き共に、どんな状況でも英語で対応できる」と信用される資格です。

英語力が必ず必要になる、国外・外内業務をメインとする事務所の場合はぜひアピールしましょう。

 

修士以上

修士またはそれ以上の資格がある場合は優遇されます。

技術や専門知識の豊富さをアピールできるため、研究内容や成果を伝えられると良いでしょう。

 

その他、公的資格

弁理士資格を免除されるような資格や、業務に関係するような資格があると優遇される場合があります。

[ 例 ]

技術士・一級建築士・第一種電気主任技術者・第二種電気主任技術者・薬剤師・情報処理技術者・電気通信主任技術者・司法試験合格者

など。

補足として、上記のような資格を所持していると「その資格が活かせる仕事をしない理由」を質問される場合があるので、事前に整理しておきましょう。

 

最後に

スキルと人柄の両方が重要視されます。

本記事でまとめたポイントを事前に整理すれば、面接で好印象を与えられるでしょう。

もし、書類や面接選考の対策・面接の事前練習などを受けたい場合は弊社にご連絡くださいませ。

Icon 1 この記事を書いた人
株式会社WILLCO 森田

株式会社WILLCO 森田

弁理士や特許技術者・知財部員などの知財職種を専門とした株式会社WILLCOの転職エージェント。多数の紹介実績を持つ。希望に沿った就職・転職先の紹介や、 転職相談会・キャリアカウンセリングを随時開催中。転職のちょっとした疑問や心配ごとでもご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。

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