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エンジニアから弁理士になるメリットは?なり方や転職事例も紹介

エンジニアから弁理士になるメリットは?なり方や転職事例も紹介

こんにちは。弁理士と特許技術者の転職エージェント「リーガルジョブボード」の三島です。

本記事では、エンジニアから弁理士になるメリットや具体的な方法について解説します。

転職事例や年収、将来的なキャリアについてもまとめていますので、IT・機械系エンジニアやプログラマーから弁理士への転職をお考えの方、弁理士に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

※弁理士になろうかどうか悩んでいる方に向けて、お電話やWEB通話にてマンツーマンでの無料相談会を毎日受付中です。リーガルジョブボードにご登録いただきましたら、担当からすぐご連絡さしあげます。

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株式会社WILLCO 三島善太
この記事を書いた人
株式会社WILLCO 三島善太
弁理士・特許技術者などの知財や特許職種を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。紹介実績は業界最大級。求人票には載っていない企業・事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいていますので、お気軽にご連絡ください。

エンジニアから弁理士になるメリットは?

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弁理士は法律を扱う仕事でありながら、発明を技術的に理解する必要があるため、ITエンジニアや機械系エンジニア、プログラマーから弁理士への転身は、

・開発経験や専門知識を活かして、弁理士として活躍できる可能性大

・市場価値が高く、初年度の年収が高くなる傾向にある

などのメリットがあります。
以下で、エンジニア出身弁理士を目指すメリットを詳しく解説します。

開発経験が活躍に繋がる

エンジニアやプログラマーから弁理士に転身する最大のメリットは、開発経験や豊富な知識を弁理士業務に活かせることでしょう。

特許申請の際に提出する明細書には、その分野の技術者が発明を実施できるほど、発明について詳細に記載しなくてはなりません。
そこで、ITエンジニアや機械エンジニア、プログラマーとしての経験や各分野の知識が大きく役立つのです。
また、開発経験時代に得た知見があるため、弁理士になったあともクライアント企業の発明者へのヒアリング(発明・発掘業務)が得意な方が多いです。

特許に関する知識+エンジニア経験があれば、クライアントに新たな開発の提案なども可能になり、弁理士としての活躍の幅が広がります。

さらに、外国出願数が多い特許事務所に勤める場合、学生時代やエンジニア時代に培った語学力(主に英語の読解力など)も活かすことができます。

市場価値&年収が高くなる傾向あり

エンジニア経験がある弁理士の市場価値は、かなり高い傾向にあります。

弁理士には「理系の経歴があり、各分野に深い専門知識を持っていること」が求められ、特に電気(電子)・通信・情報分野のいずれかに知見があると求人数が増加します。

平均年収に関しては、エンジニアが450万円~500万円前後とされており、弁理士は700万円~750万円。

未経験・弁理士資格なしで特許事務所に入職した場合の平均年収は400~500万円ですが、弁理士資格があれば初年度の年収が50万円~100万円アップすることが見込めるほか、エンジニア経験があると初年度の年収が50万円~100万円アップするケースが多いです。

資格を取得し、経験を積んでいけば、年齢や転職回数、社格などに左右されず、自分で食べていけるようになる点も、弁理士の大きな魅力のひとつでしょう。

※ITエンジニア・機械エンジニアで平均年収が異なること、各調査に応じて平均年収額が異なることを考慮し、あくまで目安額として設定します。

 

大きなやりがいを感じられる

最先端の技術や研究開発段階の製品など、常に新しい発明と触れ合いながら、権利化されて世に広まるまでのサポートができるのは弁理士だけです。

また、1つの製品や技術分野に触れられるだけでなく、時代の潮流に合わせて様々な発明に触れられるのも、弁理士の醍醐味のひとつ。

エンジニアとしての開発経験に加え、法律の知識も活かし、より特殊かつ専門性の高い業務に取り組めますので、大きなやりがいを感じられることでしょう。

さらに、弁理士の年収は成果主義制度によって決定するケースが多く、実力や業績が収入に反映されやすい点、ひとりで黙々と書類作成に打ち込むことができる点に魅力を感じる方もいらっしゃいます。

エンジニアとしての知識を活かして転職したい方や、新しい仕事にチャレンジしたい方は、弁理士へのキャリアチェンジで今の経験に付加価値をつけませんか?

弁理士にご興味をお持ちの方は、「リーガルジョブボード」の専門エージェントにお気軽にご相談いただければ、詳しい業務内容や年収など説明させていただきます。

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将来的な収入やキャリアを比較

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エンジニアとして働き続ける場合と、弁理士にキャリアチェンジした場合で、60歳までの年収総額やキャリアの選択肢を比較します。

60歳までの年収総額の差は?

就業年齢を22歳と仮定し、60歳までエンジニアとして働いた場合の年収総額、35歳から弁理士に転身し60歳まで働いた場合の年収総額を算出しました。

60歳までエンジニア エンジニアの平均年収※1 60歳までの年収総額※2
450万円~500万円 1億6,650万円~1億8,500万円
35歳から弁理士※3 弁理士の平均年収 60歳までの年収総額※2
700万円~750万円 2億2,900万円~2億4,750万円

※1 ITエンジニア・機械エンジニアで平均年収が異なること、各調査に応じて平均年収額が異なることを考慮し、あくまで目安額として設定します。
※2 60歳までの年収総額は「平均年収×年数」で算出しており、退職金などは含んでいません。
※3 22歳~34歳までエンジニア、35歳~60歳まで弁理士として働いた場合

年収総額の最高値で比較すると、6,250万円の差があります。

また、弁理士は業界的に人手不足の傾向があり、60歳~65歳を過ぎても契約社員や嘱託社員として再雇用されるケースが多いため、定年後も一定の収入を得ることができる可能性が高いです。
年収額はあくまで目安ですが、実務経験を積み、スキルを身につければ、弁理士として十分に稼ぐことができるでしょう。

キャリアプランを比較

エンジニアのキャリアプランとしては、一般的に、企業内でマネジメント系の仕事を習得する、スペシャリストを目指す、管理職になる、もしくは独立してフリーランスになるといった選択肢が挙げられるでしょう。

一方で弁理士は、特許事務所や企業知財部で経験を積む以外に、法律事務所での勤務や独立開業、コンサルティング業務に就く、CIPO(知的財産最高責任者)になる、企業の監査役になる、特許事務所のパートナー弁理士を目指す、などの様々なキャリアプランが考えられます。

弁理士としての実務スキルを高めることが最重要ですが、身につけたい能力や目指す将来像に応じて、コンサル業務に携わる、コミュニケーション能力を高めるなど、自分の強みをつくることで、キャリアの選択肢をグッと広げることができます

エンジニアから特許事務所への転職事例

Horizontal view of woman with her curriculum vitae

弊社「リーガルジョブボード」が転職活動をサポートし、成功したエンジニア出身の弁理士の事例2選を紹介します。

ITエンジニア経験者

この方は、弁理士試験の受験をしながら、特許事務所への入職が決定。

資格取得前かつ実務はまったくの未経験でしたが、理系大学院出身でITエンジニアの経験があり、英語読解に抵抗がなかったため、選考を有利に進めることができました。

また、20代後半で前職の企業での年収が450万円前後、転職後の初年度も450万円ほどと、年収のギャップがほとんどなかったことも転職成功の大きなポイントに。

機械系エンジニア経験者

機械系分野のなかでも、自動車エンジンの開発にかかわるエンジニアをされていたこの方。
働きながら通っていた大学院で法律分野に触れる機会があり、知財に興味を持ち、特許事務所への転職を希望されていました。

弁理士試験の勉強中で実務経験はありませんでしたが、エンジニアの仕事上、英語の文章に日常的に触れていたこともあり、希望した特許事務所に入職。

実務経験を積みながら、勉強を続け、弁理士試験合格を目指していらっしゃいます。

弁理士にご興味をお持ちの方は、「リーガルジョブボード」の専門エージェントにお気軽にご相談いただければ、詳しい業務内容や年収など説明させていただきます。

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エンジニアから弁理士を目指す方法

A young adult salesman standing on a big orange arrow pointing up in a bright empty space concept-2

では、弁理士へのキャリアチェンジを目指す場合、具体的にどのような勉強・知識が求められるのか、実務経験は必要なのか、解説します。

求められる知識・試験勉強

弁理士試験で主に求められるのは、特許法・実用新案法、意匠法、商標法などの知識です。

短答式筆記試験では、前述した主要4科目で約80%の出題となり、ポイントを押さえて効率的に勉強を進めることが大切になります。
論文式筆記試験では、過去問や判例を参考に、何度も演習を重ねることが効果的な模様。

最後の口述試験だけの必須知識はなく、あくまで筆記試験レベルの知識を身につけることが最重要といえるでしょう。

実務経験の有無は重要?

エンジニア2名の転職事例でも「実務経験の有無」について言及しましたが、弁理士を目指す方は、特許事務所で特許技術者(弁理士のもとで、明細書作成や中間処理などの特許実務を担当する)として実務経験を積むケースが多いです。

実務経験があれば、転職時に有利に働くほか、実際の業務を通じて専門知識を身につけることができます。

弁理士試験の勉強に時間をかけ、実務経験のないまま35歳前後になると、資格が取得できても特許事務所に就職することが難しくなる傾向がありますので、できる限り実務経験を積むことが望ましいでしょう。

弁理士へのキャリアチェンジの第一歩

エージェントイメージ

弁理士への転身、特許事務所への転職を目指し、実務経験を積みたいとお考えの方は、勉強時間がしっかりと確保できる特許事務所に入ることがポイントになります。

特許技術者としての業務に追われ、弁理士試験の勉強ができなくなってしまっては意味がありません。

「勉強を優先させてくれる特許事務所で、実務経験を積みたい」

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という方は、まずは「リーガルジョブボード」にご登録ください。

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株式会社WILLCO 三島善太
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弁理士・特許技術者などの知財や特許職種を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。紹介実績は業界最大級。求人票には載っていない企業・事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいていますので、お気軽にご連絡ください。