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弁理士 事務所インタビュー 「エビス国際特許事務所」の職場・採用インタビュー|「パートナー」として選ばれる事務所を目指して

「エビス国際特許事務所」の職場・採用インタビュー|「パートナー」として選ばれる事務所を目指して

2020年10月16日

特許事務所の転職サイト「リーガルジョブボード」の阿部です。

今回は、「エビス国際特許事務所」の顧問である小橋康央顧問に、エビス国際特許事務所の職場や採用について独占インタビューを行いました。

※エビス国際特許事務所では、特許業務法人の他に別途、エビス国際特許事務所の管理・採用を行う「株式会社ウィンパテック」を設立し、小橋顧問は株式会社ウィンパテックの代表も務めていらっしゃいます。

小橋顧問はもともと大手電気機器メーカーの開発担当や大手パチンコメーカーの知財部員として、企業の発明や知財戦略に尽力されてきた方です。

現在は、企業の知財部員時代の経験を活かして、クライアントの特許出願数の向上のみならず、企業の業績も立ち直らせた経験を持っていらっしゃいます。

今回はエビス国際特許事務所について、

  • どんな事務所なのか
  • 何をやっているのか
  • どんな方がより活躍できるのか

などについてお聞きしたので、応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。

※弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。

インタビューご希望の事務所様・企業様はこちらもしくは右下のチャットからお問い合わせくださいませ。

株式会社WILLCO 森田
この記事を書いた人
株式会社WILLCO 森田
弁理士や特許技術者・知財部員などの知財職種を専門とした株式会社WILLCOの転職エージェント。多数の紹介実績を持つ。希望に沿った就職・転職先の紹介や、 転職相談会・キャリアカウンセリングを随時開催中。転職のちょっとした疑問や心配ごとでもご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。

エビス国際特許事務所の顧問「小橋康央」様

エビス国際特許事務所の顧問「小橋康央」様

事務所の立ち上げの経緯や展望

技術者、知財部員を経て特許事務所へ

ー本日はよろしくお願いいたします。まずは小橋顧問が事務所に参画されたきっかけを教えてください。

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この事務所は元々、私の父が55年前に設立した事務所なんです。本当は事務所を継ぐ予定でしたが、弁理士の試験勉強が嫌で…(笑)

大学卒業後に、大手電気機器メーカーに技術者として入りましたが、バブルで浮足だっていたというのもあり、1年で辞めてしまいました。

その後は父の事務所を手伝うことで、社会のイロハを学ぼうと思い、5年ほど当事務所で働きました。

当時は大手機械メーカーの案件を担当していましたが、円高で売上が減り、事務所の存続が危ぶまれたため、責任をとって退職しました。

その後はパチンコメーカーの知財部に転職しました。ここではパチンコ機器の開発や特許申請業務を担当し、企業の知財部が特許事務所に本質的に望むことを学ぶことができました

その後は、エビス国際特許事務所の顧問として、日々お客様の特許戦略の構築業務に携わっています。

 

「自由」な社風を目指して

ーエビス国際特許事務所は、どんな事務所なんでしょうか?

一言で言えば「自由」な事務所ですね

たとえば、クールビズや在宅勤務など個人が働きやすい環境整備に努めています。

これは、パチンコメーカーの知財部時代に、ある大手事務所とやり取りしてきた時に生まれた違和感から推奨するようになりました。

特許事務所というのは、所長が決めたことが絶対のルールになりがちです。

業務に直結しているルールなら多少の押し付けも仕方がないかもしれませんが、お客様のためになっていないルールもたくさんあるなと、大手事務所とやり取りする中で感じていました

そういった仕事の実績と関係ない個人の価値観・働き方について、私がとやかく言うことはありません。


ー事務所の雰囲気はどんな感じですか?

所員同士の交流は盛んですね。

業務の性質状、明細書を書く仕事は1人で行ってもらいますが、相談しながらやれる環境づくりを行っています

例えば一般的な事務所のような完全なパーテーションはあえてつけていないので、所員同士の会話が生まれています。

また新型コロナウィルス感染拡大前は所員旅行や飲み会も頻繁に行っていました。

所員同士の会話によって生まれる学びや気づきを重視しているからです。

 

ーなるほど。総じて一般的な特許事務所とはかなり異なっている印象です。

そうですね。仕事のやり方も異なっていると思います。

例えば大手企業がクライアントの場合、明細書に書くべき提案書がかなり詳しく送られてくるんですね。

特許事務所はただそれを代筆しているだけ。すると売上単価も安いんです。

しかしうちでは発明者とディスカッションを大事にしており、その結果、うちの事務所でしか書けない明細書をお客様に提供できると思っています

また一般的に、発明者は専門分野には圧倒的に詳しいのですが、その反面、その分野における固定概念が強くなりすぎるところがあります。

そこで幅広い技術に知見を持つ我々弁理士や特許技術者が補完していくことで、新しい視点やアイデアが生まれるんですね。

私たちはクライアントの代筆屋ではなく、パートナーとして仕事をすることを心がけています

 

発明者のアイデアを形にする仕事

ーかっこいいですね!仕事内容についてもっと詳しく教えてください!

前提として開発者は、専門分野を語らせると詳しいのですが、順を追って発明の概要や効果について話すのが苦手です。

 

また特許事務所の多くが

「発明提案書と図案を持ってきてね。」

という依頼を知財部に行います。ただし発明者は、思いついたものを提案書に記載して知財部に持っていくことが億劫なものなんですよ。

特許事務所が待ちの姿勢だと、よい特許出願がスピーディーにできない。

 

そこで、弊所が行っているのが、「発明者の頭の中のアイデアを形にすること。」

具体的には、あるクライアントの場合は、一定期間毎日、9時から17時まで常駐しました

そして、発明者には好きな時間に私たちの所に来てもらい、五月雨でもよいので発明した内容を話してもらう。

そして、私たちは発明のポイントを絞り出し特許に落とし込んでいきました。

と言うのも、発明者が発明内容を提案書に落とし込む際は、提案書の体裁を気にして、発明の本質部分がうまく記載されていなかったり、何かしらのずれが生じていることが多いです。

だから発明内容を提案書に起こすとなると、億劫に感じる発明者が多いのです。

 

一方で、文書作成は私たちの方が得意です。

この常駐をして、発明・発掘業務~明細書出願業務を行ったところ、出願数を100件/年から1,500/年に伸ばすことができました

さらにクライアントの特許権使用料収入の増額にも大きく貢献することができました

 

ー所謂、特許コンサルティング業務を実施されているということですよね。コンサルティング業務を行う上で、大事にしていることを教えてください。

コンサルティングにおいては、成功事例を述べるだけではダメで、クライアント毎に合ったコンサルティングをする必要だと思っています。

どうやったら特許出願を増やすかだけでなく、特許出願をした結果、どう売上アップにつながるのかの具体的な落とし込みまで自分たちが入っていくことが必要だと思っています。

その手段が、前述のクライアントの場合は、クライアント先に常駐をしながら、クライアントに発明・発掘業務の仕方や知財部員としてのあり方を見せることでした。

だから私たちは、特許出願を通して売上が上がるのであれば、常駐も含めた既定のやり方にこだわらずできることを最大限提案しますし、実行します。売上向上にコミットします。

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遊技機の特許出願は異質で、希少価値が高い

ー業務内容についてもお伺いします。貴所は遊技機(パチンコ・パチスロ)の明細書出願を多く扱っておられますが、パチンコに対してあまりよい印象を抱かない方も多く、足踏みしている求職者がいます。遊技機特許の特徴や魅力を教えてください。

まず前提として遊技機の特許は、他の産業とは全く異質のものです。

例えば、自動車は1車あたりの特徴となる特許数が500個程度なのに対して、パチンコは1機で2000個以上存在します。法律による規制が多いため、細かい特許がたくさんあるんですね。

そしてパチンコの特許は、とてもお金になります。

 

ーそれは詳しく知りたいです!(笑)

難しい話になるので、簡単にお話しますね。

本来、特許というのは独占権です。他に使用させないことで自社が優位性を持つことが出来るというものです。

一方でパチンコの場合は、特許を他社に使ってもらい、使用料を集めることで収益を出します

例えば1件の有効特許を保有していれば、権利存続期間迄に数千万円になる事も有る。

 

ーものすごく儲かるんですね!

そうですね。

更にパチンコの明細書は特殊ですので、書ける人が少なく、希少価値が高いです。

パチンコは日本発祥ですから、どんなに遊技者人口が減ってもなくなるということはないと思います。

これから特許で食べていきたいという方にもお勧めできますね。

 

ー貴所の遊技機の特許出願業務には、どんな方が向いているでしょうか?

「学ぶ意志」と「コミュニケーション力のある方」です。

またどちらかというと、若い方の方が向いているかもしれません。

扱うものがソフトウェア、液晶、キャラクターとかなので、若い方に親和性があるからですね。

パチンコメーカーのクライアントも30代くらいの方が多いです。

歳が近ければ、仲良くなりやすいので仕事もやりやすいというはあるでしょうね。

一方で、スキルや専門分野の有無に関しては求めません。

半年間の育成プログラムでしっかりと教育して行きます。

 

ー半年間の育成プログラムでは、どんなことを学ぶのでしょうか?

まずはパチンコ機器そのものの仕組みを、理解をしてもらいます。

次に中間処理の拒絶理由通知やその対応例を読んで理解していただく、そして書いてみるといった感じですね。もちろん新規出願も並行してやります。

パチンコはメイン基板とサブ基盤との間で通信を行いますが、現代の機械ではほぼ唯一の一方的通信なので、理解は比較的しやすいはずです。
半年でしっかり学べば、ある程度一通りの業務はできるようになります。

 

ー最近は若者のパチンコ離れが進み、パチンコ業界全体の売上は減少していますが、貴所としては今後をどのように見据えておられるのでしょうか?

前述した、他社に自社の特許を使ってもらい、使用料を集めるという制度を利用して、特許の出願が売上になることを分かって賛同いただいている特定のパチンコメーカーに対して営業活動をしています。

前述のような、企業の開発者や知財部の中に入り込み、発明・発掘から行うことで特許出願数のみならず、売上を上げていけるような活動をしていきたいです

 

ーまたパチンコ業界全体の将来については、貴所としてはどのように見据えておられるのでしょうか?

パチンコは、カジノやスマホアプリなど他の娯楽に押されて衰退すると言われていますが、今、パチンコは新しい憩いの場と化しています。

たとえば、郊外のパチンコ店は高齢者の社交場になり、パチンコ店が安否確認の場所や認知症防止に一役買っています。

最近は、より安価に楽しめるように1円パチンコも出てきていますので、ターゲット層や戦略は変われど、パチンコ産業はなくならないと思っています

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採用について

学歴やスキルよりも大事なもの

ー採用についても教えてください。求める人物像についてお聞かせ下さい。

「学ぶ意欲」と「コミュニケーション力」です。

現時点のスキルに関しては多くは求めていません。

というのも、発明者が持って来るものは全く新しい技術なんですね。

どんなに経験のある弁理士であっても、まずは発明者に質問をして理解することから始めるんです。

相手の言っていることを理解する努力ができる人、分からないことを素直に質問して吸収できる人というのは、自然とスキルも身について成果をあげることが出来ます。


また特徴として、他の特許事務所ですと理系大卒以上・専門分野の習得を必須としているところが多いですが、弊所は学歴は不問です

それよりも、これからこの特許業界で頑張りたいという意欲を大切にしています

反対にいくら学歴が高く、スキルがあっても、プライドが高すぎる人は採用しないようにしています。

なぜかというと明細書作成の仕事は、お客様である知財部や開発者が主役

私たちはあくまで脇役なんですね。

お客様から話を引き出して文書にするという業務の性質上、プライドが邪魔してはいけない仕事だと思っています。

なので私たちの事務所は、所員同士を「先生」とは呼ばないです

先生と呼ばれて気持ちの良い人には、向いていないかもしれません。

 

ー過去、複数の所員が辞めたと聞きましたが、詳細を教えてください。

とある大口のクライアントの取引額が減少したため、比例して事務所全体の売上が減少したため、業績不振からくる不安や不審から所員が結構辞めていきました。

現在は大口クライアントに一極集中することはあえて止めて、クライアントを分散するべく、新規開拓に力を入れている結果、業績も回復傾向にありますので、積極的に採用活動をしています。

 

ーそうなのですね。言いにくいお話もしていただき、オープンで雰囲気であることが伝わってきます。

ーその他エビス国際についてのPRポイントはありますか?

評価体系(給与体系)を近々見直そうと思っています。詳しくはまだ公表していないので言えませんが、上記で説明した複数の所員が辞めた経験も評価制度にも原因があると思っており、より頑張った人が報われる給与体系にしようと見直しを行っています。

 

小橋顧問からのメッセージ

ー最後に求職者の方への言葉をお願いします!

特許業界は雇われている人からしたら、夢を見にくい業界なのではないでしょうか。だから私は、そんな特許業界において一発逆転を狙う人と仕事がしたいです。

また会計士や司法書士などの他の士業に比べて、特許業界は唯一弁理士の資格がなくても、スキル次第で活躍できるのが楽しいです。

自分が出願した製品を身近に見ることができ、日々新しい技術に携わることが出来ることが純粋に楽しいです。

また特許出願する製品は、今までは重化学系が多く、大規模な投資が必要だったため、大企業ばかりが特許を出願していましたが、今はパソコン一つで新しい技術を生み出せます。

他の士業に比べて、これからも知財業界は盛り上がり続けていると感じていますので、日々の仕事も新しい可能性を自分の可能性を広げたい人、自分の名前で大成していきたい人と思う人と一緒に仕事がしたいと思っています。

 

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株式会社WILLCO 森田
この記事を書いた人
株式会社WILLCO 森田
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