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特許事務が「きつい」と感じる瞬間3選&よくある退職理由|職場選びのポイントも解説

特許事務が「きつい」と感じる瞬間3選&よくある退職理由|職場選びのポイントも解説

こんにちは。特許事務の転職エージェント「リーガルジョブボード」の大澤です。

本記事では「特許事務の仕事で"きつい"と感じる瞬間3選」をご紹介します。

特許事務の仕事のどのような場面で「辞めたい」「忙しい」と感じるのか、実際の特許事務の方から直接おうかがいしました。

これから特許事務として働きたい方は、本記事を読むことで転職後のイメージがつきやすくなるかと思います。

※ちなみに特許事務は年収が安定している反面、英語力や一般的な事務経験が求められます。特許事務の業務について詳しく知りたい方・転職相談や診断をご希望の方はお気軽にご相談ください!

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株式会社WILLCO 大澤
この記事を書いた人
株式会社WILLCO 大澤
弁理士・特許技術者・特許事務を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。紹介実績は業界最大級。求人票には載っていない企業・事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいていますので、お気軽にご連絡ください。

特許事務の業務内容

特許事務は、特許に関わる事務業務を担当する仕事です。

主な職場は特許事務所で、知的財産に関わる「弁理士」や「特許技術者」と協力して業務を進めます。

特許事務の一連の業務としては、

  • 出願業務
  • 中間処理
  • 登録手続
  • 年金期限管理、納付手続き
  • 請求書作成
  • 上記に関する特許庁への手続き、クライアントへの報告

があります。

このなかに、レター作成や電話対応、見積書発行、海外代理人とのコレポンなども含まれます。
詳細な業務内容は、国内事務(日本の出願人が日本で出願)、外内事務(外国の出願人が日本で出願)、内外事務(日本の出願人が外国で出願)に応じて異なります。

特許事務の残業時間やワークライフバランス

特許事務の残業時間は基本的に「月20時間前後」です。
まれに月50~60時間という職場もあります。人手不足によって業務量が膨大な事務所は、特に残業が多くなりがちです。

一方、ほぼ毎日定時で上がれたり、時短・フレックス制度などが利用できる職場もあります。

「ワークライフバランスを大切にしたい」「子育て・家庭と両立したい」という場合、残業時間や勤務制度、育休・産休実績、離職率などで、働きやすい職場を見極めるのが大切です。

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特許事務の年収

特許事務(正社員)の年収は、平均で350~400万円程度です。

未経験だと300万円ほどのケースが多く、経験に応じて給与は上がっていきます。
経験10年以上であれば、年収は450万円前後になることが多いです。

パートやバイトの場合、時給の相場は1,500円~1,700円ほど。正社員と同じく、スキルや経験に応じて時給が決定します。

 

特許事務に向いている人・歓迎スキル

では、特許事務に向いている人や求められるスキルを見ていきましょう。
今回は特に重要な3点を解説します。

 

英語力を活かして働きたい方

特許事務は英語力が必須です。海外案件を扱う事務所では特に英語力が求められます。

「TOEICのスコアが高い」「貿易事務の経験がある」といった場合、選考に有利に働くでしょう。

具体的なTOEICスコアは、外内・内外事務ならば700~750点程度が望ましいです。
案件内容に応じて、800点程度のハイレベルなスコアが必要になるケースもあります。
国内事務は必須というより歓迎条件として、TOEICスコアが600点以上あると良いでしょう。

特許事務は外国語学部の出身者もかなり多いです。

英語力を活かして専門的な仕事がしたい方は、かなり特許事務に向いているといえます。

慎重に仕事を進めたい方・ミスに敏感な方

特許事務の重要な業務が「期限管理」と「手続書類のチェック」。

期限管理は、特許申請が完了するまでのスケジュール管理のことです。特許庁からの通知書への対応では、期限から逆算してスケジュールを立て、誰に・いつまでに・何をしてもらう必要があるかを細かく管理します。
責任重大な業務ですから、スケジュール管理能力に長けた方が向いているでしょう。

手続書類のチェックは、出願内容のミスを防ぐための業務です。
誤字脱字や記入漏れがないか、指示通りの書類になっているか等、チェックの際には注意力が求められます。

 

コツコツと仕事に取り組める

特許事務は基本的に内勤で、デスクでの事務的な業務が主になります。
例としては、期限管理、出願書類のチェック、請求書作成、特許年金の管理・納付など。

どの仕事も、作業スピードや正確性といった処理能力の高さが必要です。
地道に確実に日々の業務を遂行できることも、特許事務の歓迎スキルになります。

事務作業が好きな方、事務経験が豊富な方、ひとりで黙々と作業をすることに抵抗感がない方は、特許事務に向きだといえるでしょう。

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特許事務が「きつい」と感じる瞬間3選

特許事務が仕事において「きつい」と感じる瞬間とは?多くの特許事務の方にヒアリングを行うなかで、特によく聞かれた3選をご紹介します。

 

①人間関係にストレスを感じる

最も多いのが、「人間関係」に起因するストレスを感じた瞬間です。

もちろん人により悩みは様々ですが、「所長や直属の上司と合わない」「業務上のいざこざがあったり、業務に関する嫌味を言われる」「ベテラン所員からの威圧的な態度」など。

特許事務所は中小規模のところが多く、苦手な人がいても避けづらい(部署を移動しても解決しない)こともしばしば。

そのため、人間関係が原因で「きつい」と感じる人が多いと考えられます。

 

②業務量が給与に見合っていない

続いて、「業務量」や「人手不足」といった業務上の問題です。

具体的には、「あまりにも業務量が多い」「人手不足で必然的に残業が増えた」などがよく聞かれます。

特許事務は長く勤めるほど、仕事ができる人ほど、任される仕事が増えていきがち。

業務量が給与に反映されにくい傾向にあるため、不満が募りやすいようです。

また、残業が多い事務所は、慢性的な人手不足に陥っているケースがほとんど。

苦労して働いても、その頑張りが給与に反映されないのは「きつい」ですよね。

 

③フレックスな働き方ができない

在宅勤務などの「フレックスな働き方ができない」点に不満を感じる方は、最近かなり多いです。

「コロナ禍でも毎日出社しなくてはいけない」「特許事務だけが出社しなくてはいけない(他の所員は在宅勤務が可能)」といった、働きやすい制度が十分に整っていないケースも。

また、特許事務も在宅勤務OKという事務所があるのも、そうでない方が「きつい」と感じる要因のひとつ。

働きやすさは、子育てや家庭との両立にも大きく影響してくるため、在宅勤務ができる職場を求めて、転職を考える方も多いです。

 

特許事務でよくある退職理由

特許事務が「きつい」と感じる瞬間をご紹介しました。
では、実際の退職理由も同じような要因が関係しているのでしょうか。

人間関係の悩みが克服できず…

退職理由で最も多いのが、やはり「人間関係」の問題です。

特許事務の仕事は「ひとりで完結するのが難しい」「毎日ずっと事務所内にいる」という特性があります。そのため、苦手な人がいても避けづらく、一度こじれてしまうと改善するのが難しいケースが多いのでしょう。

仕事内容や給与などに満足できていても、人間関係の部分がどうしても克服できず、退職を決意する特許事務の方は、かなり多いのが現状です。

 

事務所の経営に対する不信感

事務所の経営に不安を感じ、退職する方も一定数います。

「明らかに案件数が減少している」「昨年に比べて賞与が大幅にカットされた」といった場合、経営がうまくいっていない可能性も。

さらに、経営が良好で案件数も豊富な事務所の方が、所員の待遇が良い傾向にあります。

経営がうまくいっていないと、採用活動に力を入れることも難しいので、人手不足に陥ったり、ひとりあたりの業務量が増大することも。

所属する事務所の雲行きが怪しいのは、大きな不安材料になりますよね。

 

働きやすい環境で働きたい

コロナ後の退職理由で非常に多いのが、「フレックスに働けない」ことです。

実際に、ある事務所に長く勤めた方が「在宅勤務不可&今後も状況が変わらなそう」という理由で、転職を検討し始めたケースも。

働き方に関する制度が不十分で、結婚や出産、それにともなう転居の際に、やむを得ず退職する方も比較的多いです。

在宅勤務に限らず、時短勤務の可否、産休・育休の取得実績の有無など、働きやすい環境かを気にする方は以前よりも増えています。

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特許事務のやりがい・メリット

特許事務は大変なこともありますが、やりがい・メリットはかなり大きいです。
3つのポイントに絞ってご紹介します。

 

英語力が活かせて専門性も高い

最大のメリットは、「英語力の活用」と「専門性の高さ」をダブルで叶えられることでしょう。

海外案件の増加にともない、英語を使用する機会も多く、英語力アップが目指せる仕事です。

実践的なビジネス英語や、特許関連の専門的な単語を習得できたり、レター作成で応用力が試されるため、スキルアップに繋がります。

また、知財分野のスペシャリストである弁理士と仕事を進めるため、案件ごとに専門性を高め、成長していくことも可能です。

 

知財分野のサポートができる

「知財分野のサポートを通して、日本の産業に貢献できる」点をやりがいとして挙げる方もいます。

弁理士法には、弁理士の使命として、知的財産権の保護・利用の促進、関連制度の適正な運用を通して、経済や産業の発展に貢献するといった旨が記されています。

知的財産権には、特許権や実用新案権、意匠権、商標権など、いくつかの種類がありますが、どれも日本の経済や産業にかかわる重要なものです。

弁理士や特許技術者のサポートを通して、特許事務も大きなやりがいを感じられるでしょう。

 

経験を活かして働きやすい

「経験を積むほどキャリアの幅が広がる」こともメリットの一つ。

特許事務は即戦力の需要がとても高い職種です。
事務所によって業務が大きく異なることもないので、経験を積むほど市場価値が上がっていきます。
年齢などの条件もありますが、経験があれば比較的転職しやすいので、安定志向の方に特におすすめです。

子育てや家庭と両立しながら、キャリアアップが目指せるのは魅力的ですよね。

 

特許事務の転職成功事例&職場選びのポイント

特許事務が後悔しない職場の選び方をここから解説します。

特許事務のつらい場面をこれまでお話してきましたが、職場の選び方を間違えなければ、働きやすい環境でのびのびと業務に励めます。実際の転職成功事例もあわせて紹介します。

 

人に恵まれた職場で業務効率もアップ

普段ご相談を受ける特許事務の方にも、ベテラン所員や上司からのパワハラ等に悩む方は多いです。

人間関係の改善を目指す転職では、面接時に所員(特に特許事務)の雰囲気をチェックすることが最重要。

  • こちらの回答をしっかりと聞いてくれる
  • 時折、所員同士の仲の良さが垣間見える

といった場合、人間関係も良好な可能性が高いでしょう。

このような職場を見つけるには、積極的に「事務所見学」を行い、実際に働いている様子を見学することも有効です。リーガルジョブボードでも、事務所見学を都度おすすめしており、求職者さまに事務所見学をしていただけるよう採用側に取り計らっていただいています。

パワハラに悩んでいたある方は、事務所の雰囲気をしっかりと確認することで人に恵まれた職場への転職に成功。
人間関係が良くなったことで、業務が効率的になり、残業も削減できました。

 

子育て中の「働きやすさ」を実現

コロナ禍でも在宅勤務ができない、子育てとの両立が難しいなど、働き方関連の制度が不十分で転職を検討する方は増加しています。

フレックスに働ける職場を求めた転職では、業務の効率化に積極的か、所員の働きやすさに配慮しているかを、質問などで確認しましょう。

  • 働き方の制度やマニュアルがあり、実際に運用されているか
  • 事務所側から「働きやすさ」に関して言及があるか

などを判断基準にするのがおすすめです。

コロナ禍でも毎日出社していたある方は、在宅勤務も可能な事務所への転職に成功。
出社と在宅勤務をうまく併用することで、子育てとの両立も実現できるようになりました。

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ママ特許事務やワークライフバランスに理解のある職場の見つけ方

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ここまで紹介してきたように、特許事務として働きやすい職場環境に転職するためには、特許事務所の選び方が非常に大切です。ネットでは労働環境の実態をリサーチすることは難しいですが、転職エージェントを活用することで「失敗しない特許事務所」のピックアップが可能です。

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