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弁護士 「弁護士は就職難」は嘘である理由や実態|就職できないケースも解説

「弁護士は就職難」は嘘である理由や実態|就職できないケースも解説

2020年12月24日

こんにちは。

弁護士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の榊原です。

今回は、「弁護士が就職難であるとささやかれる理由」や「弁護士の就職活動の実態」について解説します

司法試験合格を目指す大学生の方や、就職活動中の司法修習生の方から、時々「司法試験に合格しても、就職するのは厳しいのだろうか」「今って弁護士は就職が厳しい状況なのか」という疑問をいただくことがございます。

結論から言うと、弁護士は決して就職難ではありません。

本記事ではそう言える理由や、就職活動を有利に進めるための方法や事前準備をお話します。

また逆に「就活に不利になる条件やケース」についても共有するので、安心して就職活動に励んでいただければ幸いです。

株式会社WILLCO 榊原
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株式会社WILLCO 榊原
司法書士・法務・弁護士を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。転職実績は業界最大級。求人票には載っていない事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいています。お気軽にご連絡ください。求職者様・事務所様の双方にとってベストな転職を実現します。

「弁護士は就職できない」は嘘である理由

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先に結論から申し上げますと、「弁護士は就職できない」というのは嘘です。

優秀な弁護士を求める法律事務所はまだまだたくさんあります。

一部では「弁護士は仕事がない」とささやかれる噂もありますが、まったくもってそんなことはございません。

また、近年弁護士の活躍は法律事務所だけではなく企業法務へも幅を広げており、企業内弁護士として働く方も増えています。

企業内弁護士を求めている企業は増加傾向にあり、弁護士の将来性はあるといえます。

企業内弁護士の将来性や働き方については下記の記事でまとめています。

「弁護士は就職難」とささやかれる理由

「弁護士は就職難」とささやかれる理由

弁護士が就職難ではないのに「就職が難しい」と言われている背景には、弁護士業界の変化が大きく関わっています。

下記では、そのような噂が出ている理由をお話していきます。

 

AIの進出

どの業界でも、AI進出により仕事を取って代わられるといわれています。

しかし、弁護士はAIにより仕事がなくなるということはまずありません。

弁護士は法的知識が必要なだけではなく、人に寄り添い事件の本質を見抜く力が必要不可欠です。

そのレベルまで、AIがカバーできるかというとかなり難しいと言えます。

事務的な仕事はAIをうまく使い業務の効率化をはかることはあるかと思いますが、AIに仕事をすべて奪われることはないでしょう。

下記では、AIの影響や弁護士の将来性についてまとめています。

弁護士数の増加

弁護士数は増加傾向にありました。

それは司法改革が1990~2004年ごろにかけておこなわれた影響が原因です。

以前は1桁だった女性弁護士数も著しく増加をしており、男性だけの仕事ではなくなりました。

弁護士人口が増えると、事務所が募集している人数から溢れてしまうのではないかと考える人がいます。

しかし、68期頃から弁護士の合格者数が少しずつ減少し、インハウスローヤーや企業法務・リーガルチェックソフトなどのプロダクト開発など弁護士の活躍の場が広がったことで弁護士はより必要とされるようになりました。

そのため、現在では司法試験に合格したけど就職できない!といったことはほとんどありません。

 

メディアでの報道

2010年前後ごろ、メディアで「弁護士は就職難である」と多く報道されました。

確かに2009年度~2011年度あたりは、弁護士数が増加して就職が難しい時期があったようですが、現在はそうではありません。

しかし以前のイメージから、未だに弁護士は就職しにくいと思っている方がいらっしゃいます。

司法試験を受けようか、迷ったとき「就職できないんだったら、司法試験にむけて費やす時間が無駄なのでは?」と考える方も。

実際、司法試験に合格して就職活動を始めた方は就職難は嘘だと感じているはずです。

 

弁護士の就職難易度

弁護士の就職難易度

弁護士の就職難易度ですが、どういった事務所を希望しているのかどういった働き方をしたいのかによって大きく差があります。

五大法律事務所のような大手事務所に入りたいのであれば、難易度はかなり高いです。

まずは司法試験でいい順位になるのはもちろんですが、コミュニケーション能力や人なりも見られ、一握りの方しか内定を勝ち取ることはできません。

しかし、自分に合うような法律事務所に入りたいなと幅広く探しているのであれば、弁護士年数にあった経験があり、ある程度コミュケーションが取れる方はほとんどが就職・転職に成功しています。

 

就活で狙い目の就職先

就活で狙い目の就職先

最近増えている企業内弁護士という働き方は、ねらい目です。

企業活動を行う上で弁護士は必要不可欠で、顧問弁護士を外注するのではなく自社で弁護士を抱えた方がコストが削減されることもあり、求人が増加傾向にあります。

また、司法試験に合格したことや弁護士資格を持っていることが有利になり活躍することができます。

あと、債務整理系や一般民事系の事務所もねらい目です。

例えば、企業法務系の事務所であれば「企業法務経験がある人」が条件になることがほとんどですが、債務整理系や一般民事系の事務所は経験業種の条件を出していないことが多いです。

また新人弁護士の場合、年齢が上がるにつれ応募条件にひっかかってしまうといったことがありますが、債務整理系や一般民事系の事務所は年齢に関しては比較的柔軟です。

上記の理由から、債務整理系や一般民事系の事務所はねらい目といえます。

 

内定率を上げるならエージェントの活用が必須である理由

内定率を上げるならエージェントの活用が必須である理由

内定の可能性をグッと上げたい場合は、転職エージェントの活用が必須です。

なぜなら、自分で求人に応募するよりもエージェント経由で応募した方が、内定の可能性がグッと上がるからです

応募前に、求職者の推薦文をつくったり面接対策をしたりしてスムーズに転職活動を行うためのお手伝いをさせていただきます。

転職エージェントの具体的な説明・メリットについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

弁護士の就職活動を有利に進める方法

弁護士の就職活動を有利に進める方法

転職エージェントを利用する以外に、就職活動を有利に進める方法をお話していきます。

 

クラークに参加

司法修習生は、クラークに参加することは事務所の雰囲気を見るために有効な手段です。

クラークとは、希望する事務所で職業体験ができる機会です。

サマークラーク・ウィンタークラーク・スプリングクラークといろいろ開催されており、特に大手事務所では応募するためにクラークの参加が必須のところがあります。

また、クラークで希望事務所の先生と話す時間も増えるので、自身をアピールすることができ内定率を上げることができます。

 

合同説明会

合同説明会することも、就職活動には有効な手段です。

合同説明会には、いくつかの法律事務所が参加しています。

いろいろな事務所の話を聞くことができますし、もともと希望していなかったけど話を聞くとすごく魅力のある事務所だったといったことも多くあります。

クラークと同じで、顔を覚えてもらい印象が残っていると採用率も上がります。

就職活動が不利になりやすい条件やケース

就職活動が不利になりやすい条件やケース

就職活動が不利になりやすい条件やケースを下記では解説していきます。

 

コミュニケーション能力が低い

就職活動が進みにくい方の特徴として、「コミュニケーション能力が極端に低い」ことがあります。

弁護士はコミュニケーション能力がとても重要な職業です。

最終面接は食事会といったことがあり、コミュニケーション能力が低いとうまくアピールができず内定までいけないケースがあります。

 

司法試験受講回数や合格後の順位

「司法試験に3回落ちて受験資格を失った後、再度ロースクールへ行き受験資格を獲得して司法試験を受け、合格したけど順位が高くない」方も就職活動が進みにくい傾向にあります。

何度試験に挑戦したかというのは問題ではなく、ここまで司法試験に向き合ってきたにも関わらずもう少しいい結果が出たのではないかと思われてしまうことがあるためです。

そういった方は、その他に自分の強みをアピールできるよう履歴書などの書類や面接対策はより念入りにおこないましょう。

 

結論:弁護士は就職難ではない

就職活動が不利になりやすい条件やケース

お話してきた通り、弁護士は就職難というのは嘘であるといえます。

今後も弁護士は、需要があり将来性があります。

しかし、就職はできるけど希望通りの事務所に入れるかどうかは別の話です。

より希望に近い事務所を見つける為には、上記でお話したようなクラークの参加や説明会の参加、何より転職エージェントを利用することをおすすめしています。

弊社弁護士専門の転職エージェントであるLEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)では、弁護士や企業内弁護士の求人を多く取り扱っています。

我々転職エージェントは就職・転職をスムーズにおこなうために、下記のサポートを行います。

  • 選考突破のための書類・面接対策の徹底
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株式会社WILLCO 榊原
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司法書士・法務・弁護士を専門としたリーガルジョブボード(株式会社WILLCO)の転職エージェント。転職実績は業界最大級。求人票には載っていない事務所の評判や口コミのお伝え、選考対策やキャリアステップのご相談など多岐に渡り転職支援をさせていただいています。お気軽にご連絡ください。求職者様・事務所様の双方にとってベストな転職を実現します。