司法書士は在宅ワーク可能
司法書士は在宅勤務(リモートワーク)を行うことは可能です。
というのも、近年の新型コロナウイルスの情勢を受け、テレワーク対応を強いられている事務所が増えているからです。
これを機に働き方の改善を見つめ直しているところも多いです。
人によっては病気の治療や介護、女性であれば妊娠出産などがありますから、そういった方々にも長く働いていただけるよう、業界全体が少しずつ動いています。
在宅ワークの業務内容
司法書士が在宅でテレワークを行うときの業務内容をお話します。
司法書士業務では、登記申請の提出で法務局や裁判に関する業務で家庭裁判所・地方裁判所に行く必要があります。
法務局や裁判所に行くのは、ほとんど出社の司法書士が行いますので、在宅勤務の司法書士業務はどうしても制限されてしまいます。
登記申請書類作成から提出まで一連の業務を在宅で行う事務所もありますが、在宅勤務の場合、PCを使用する業務がメイン。
- 各種の書類作成業務
- 登記申請書類の作成業務
事務所の事業や、規模にもよりますが、相続セミナーなどをおこなっている司法書士事務所であればセミナーで使う資料やアンケートづくりや集計、SNSの更新といった、司法書士業務とは別の仕事を任されることがあります。
また、会計や事務所の事務的業務を在宅業務としている事務所があり、その場合は司法書士としてのスキル以外の事務スキルが必要とされます。
働いている事務所が抱えている業務とのバランスを取りながら、業務内容は決まっていきます。
在宅での1日の流れ
テレワークをするときの1日の流れをご紹介します。
《通常事務所に出勤している司法書士の在宅日》
07:00 起床・朝食 09:00 メールチェック、連絡返信 11:00 登記申請各書類作成 12:00 昼食 13:00 オンラインミーティング 15:00 セミナー書類作成 18:00 終業 19:00 夕食 22:00 勉強など 23:00 就寝 |
《パートタイム司法書士の1日》
07:00 起床・朝食 09:00 家事 10:00 子供と公園へ散歩・室内遊び 12:00 昼食 13:00 子供お昼寝・メールチェック、連絡返信 14:00 登記申請各書類作成 16:00 終業 18:00 夕飯 20:00 子供の寝かしつけ 21:00 残りの家事 23:00 TVを見ながらリラックスタイム 24:00 就寝 |
在宅OKの求人は増えている
実際、在宅で業務を行える求人は少しずつ増えていますが、まだまだ増え始めたばかりといった印象。
現在、在宅でテレワークOKの求人は、フルタイムの求人ではなくパート雇用がほとんどです。
しかし、今後もっと柔軟に働き方を選択できるようになる可能性があります。
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まとめ
- 司法書士の在宅での勤務は可能
- 在宅では、PCを使用した業務がメインになる
- 在宅OKの求人はまだまだ少ないが、少しずつ増えている
定年のない司法書士が長く働く中で、様々なライフワークの変化が起きます。
そうしたとき、在宅ワーク・転職・独立などといった変化に対応できる環境を整えやすいのも司法書士という仕事の魅力。
まだまだ、在宅求人は多くありませんが、司法書士は少しずつ働きやすく変化している業種の一つです。