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司法書士の転職・就職成功者インタビュー vo.1|Sさん

司法書士の転職・就職成功者インタビュー vo.1|Sさん

リーガルジョブボードを利用して、転職・就職に成功された方の体験談を記載していくコーナーです。

今回は司法書士試験に合格見込みとなり、司法書士事務所への就職を目指しているSさんにインタビューさせていただきました。

お伺いした内容は

■なぜ司法書士になりたいと思ったのか
■リーガルジョブボードを知るきっかけ
■リーガルジョブボードを使ったメリット
■リーガルジョブボードにあると良いサービス
■これから司法書士を目指す方へのアドバイス

など、気になる生の声をお届けいたします。

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LEGAL JOB MAGAZINE編集部
この記事を書いた人
LEGAL JOB MAGAZINE編集部
リーガルジョブマガジン(株式会社WILLCO)編集部。士業の転職に関するお役立ち情報を定期的に発信しています。

今回司法書士の就職・転職インタビューにご協力いただいたSさん

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-ご経歴や司法書士試験に向けて勉強のしてきたこと、合格見込みになってリーガルジョブボードを活用してもらって思ったことなどを率直にお伺いできたらと思います。緊張してしまうと思うのですが、リラックスして思ったことをお聞かせいただければと思います。

それではまずSさんの自己紹介からお願いできますでしょうか。

Sと申します。年齢は36歳です。司法書士試験はサラリーマン生活を経て合計9年間チャレンジし、今回ようやく合格見込みをもらったので上京し、ただいま就職活動中です。

 

-ありがとうございます。

司法書士になろうと思ったきっかけは何だったのですか?

20代半ばのサラリーマン生活を送る中でこれが一生の仕事なのか…と疑問をもちまして、私がやりがいをもって誇りをもってできる仕事は何かと考えたいたときに、司法書士の仕事を見つけ、これが「一生モノのやりがいのある仕事」だと感じました。

 

-そうなんですね。いろいろお調べいただいた中で司法書士以外で良いなと思う仕事はありませんでしたか?

私は明治大学の経営学部出身なので、はじめは簿記や税理士などの方向に進もうと思ったのですが、勉強内容に興味を持つことができず、考えた末、法律に興味があったので司法書士を目指そうと思いました。さらに事前に紛争を防ぐという司法書士が自分にはあっていると思い目指そうと思いました。

 

-なるほど。資格の種類によって合う合わないがありますよね。その中で司法書士が一番良いと思ったということですね。ありがとうございます。

司法書士の就職活動にあたっての情報収集について

就職活動をするうえでどういった情報があると良いか?

-今回、司法書士試験が合格見込みになったというところで、就職活動をされていると思いますが、就職をしたいと思った際に、どういった情報が欲しいと思いましたか?

そうですね。実際ネットを見れば東京に司法書士事務所がたくさんあるということはわかるのですが、本当に自分にあった事務所なのか、言い方は悪いがいわゆるブラック企業みたいな事務所の噂は聞くので、実情を知ることができたら良いなと思いました。ネットではそういった情報はわからないのでリーガルジョブボードを頼むことになったきっかけにもなりました。

 

-ブラック事務所かもしれないという噂はどういった経緯で耳にするのですか?

それは実際に、事務所に勤めて辞めた方の意見などをお伺いしたことがありました。ただ組織の一員なので、活躍できる方もいればそうでない方もいるので、100%鵜呑みにはしていないが、仕事内容や扱いについては参考にしていました。

 

-実際に事務所に勤めていた司法書士にはどのようにして知り合ったのですか?

正確に言うと司法書士ではなく、司法書士補助者の方からお話をお伺いしました。私は伊藤塾に通っていたので、その中で司法書士補助者として事務所に勤めている方もいて、そこで横のつながりから生の情報を集められることもありました。

 

-そうなんですね!ありがとうございました。

 

リーガルジョブボードについて

リーガルジョブボードを知るきっかけ

-Sさんはどういうきっかけでリーガルジョブボードを知っていただいたのですか?

元受験生(合格者)の方に東京で司法書士事務所を探すためにどうしたらよいか聞いたところ、リーガルジョブボードだったということですごく丁寧に対応してくれるので、おすすめだよと言われたことがきっかけでした。

 

-ありがとうございます!(笑)

ちなみに、元々「転職エージェント」というものの存在は知っていましたか?

正直知りませんでした。最初は司法書士会の求人募集を見ていまして、エージェントとか求人サポートとかは知りませんでした。知り合いの勧めもあり最初に頼んだのがリーガルジョブボードでしたが、それで自分は大正解だったと思います。リーガルジョブボードはここまでやってくれるの?というくらい手厚いサポートをしてくれて、不満はなくとても感謝しております。

リーガルジョブボードの感想や評価について

リーガルジョブボードを使ってみての感想

-リーガルジョブボードを使ってみて良かったところはありますか?具体的にこういう情報がありがたかったなどあれば教えてください。

はい。2つありまして、まず1つ目は自分に最適な事務所を受ける機会を与えてくださったことです。現在大手事務所2社の面接を受けているのですが、各社司法書士の募集人数が1-2人と少ない中で、リーガルジョブボードさんのサポートがなければ恐らく自分だけの意思で面接を受けるといった思い切った決断ができなかったように思います。貴重なチャンスを与えてくれました。

もう1つは、面接の仕方や話し方の練習や対策をさせてくれることです。自分なりにはできているつもりでも、できていないこともあり、何が悪いかをしっかりFBしてくれるので非常に助かりました。

 

リーガルジョブボードは司法書士試験に合格していなくても登録できる?

-リーガルジョブボード以外のエージェントさんで面接を受けていないとのことですが、何か理由はございますでしょうか?

他のエージェントさんでは司法書士に合格してからでないと登録できないところが多く、合格見込みでは動けない状態です。

 

-そうなんですね。リーガルジョブボードがご紹介する事務所さんは合格見込みでも選考してもらえる案件が多いので、実際の行動が取りやすくなってます。合格見込みという形でご紹介させていただいて、合格後にスムーズに入れるようになるのでそこはリーガルジョブボードをご利用いただくメリットかなと思います。

まさしくメリットだと思いました!

 

-そうですよね。他の方よりも一歩先んじて動くことができるので採用状況としては有利に働く場合が多いですね。

そうですね。まだ選考中で入れると決まったわけではないのですが、早く動くことはメリットが大きいと思います。私も業界のことを全然知らなかったのですが、リーガルジョブボードさんに登録させていただいて、各事務所の強みや業界全体のことを教えていただけたので、司法書士に合格してから動くよりも、早く動くことはじっくり就職先を選ぶ上で良いことしかないなと感じています。

 

-ありがとうございます。業界の情報をいち早く得る、合格見込みの方でもいち早く選考を受けていただけることはメリットですよね。

 

リーガルジョブボードのエージェントの印象やサービスの改善点について

-リーガルジョブボードのエージェントの印象や感想などはいかがでしょうか。

率直に言わせていただくと、「すごい若い方たちだな」という印象でした。正直最初は私も無知だったので、こちらの意見を聞いてもらえず、押し付けられるように事務所を紹介されちゃうのかな…なんて思っていました(笑)

ただ、その印象はすぐに払拭されまして、最初は篠原さんにお会いして、業界の基礎知識を教えてもらってすごい詳しい方だなと思いました。対応もすごく丁寧で添削など指導も細かくしていただいて大変ありがたく信頼できるエージェントさんだなと感じています。

 

-そのように言っていただいて大変ありがたい限りです!確かに年齢は若いのですが、優秀なエージェントに育てるべく社員教育にも力を入れています。

現時点でもう少しこうしてほしいなといったご要望はございますでしょうか?

特にこれといってないのですが、これは御社の業務内容とは違っているかもしれませんが、業界についての知識や司法書士の業務内容について深く学べるような勉強会などがあればぜひ参加したいと思いました。トレンドや伸びそうな業務などがわかると事務所選びの参考になるのではないかと思います。

 

-なるほど。転職活動をする前に基盤となるような勉強や業界のことを深く知ったほうが、転職活動したほうが良かったかなという感じでしょうか?

おっしゃる通りです。司法書士業界の先生の講義などを聞いてみたかったなと思います。

 

-ありがとうございます!今後そういう機会も作れたらなと思います。

 

エージェントからのアドバイスについて

-最初登録いただく際にお電話で簡単にヒアリング→相談会で私とお話させていただきましたが、その時の就職活動の進め方についてのアドバイスは的確だったかどうかお聞かせいただけますでしょうか。

間違いはなかったと思います!例えば最初にあなたの適正はこれでこの事務所が合ってます、といった案内でなく、まず業界全体のことから教えていただき、司法書士の業務の理解が深まってから事務所をご紹介いただくという流れだったので理解しながら進められ、的確だったと思います。

 

-そのように思っていただけましたら大変ありがたいです。これから就職活動してみようと思ったときに、エージェントから聞く前に大体この流れで就職活動を行っていくのだろう、といった一連の流れはご理解いただいてましたか?

大体の流れはわかっていました。ただ、業界未経験なのでどのように事務所を選んだらよいかというのがわかりませんでした。司法書士事務所は東京でも無数にあるので、やりたい業務で分けるとしても、たくさんある事務所の中からどこなら間違いがないのか、何を基準に選んだらよいかというところが不安でした。

 

-事務所選びの基準などはリーガルジョブボードから提案はありましたか?

数社ご提案いただきました。リーガルジョブボードさんは信頼のおける事務所さんをご紹介してくださいました。

 

-ありがとうございます。

 

求人票の掲載情報について

-リーガルジョブボードでは直接のご紹介のほかに求人票を掲載して求職者の方にも検索していただけるようになっています。求人票などで特に欲しい情報などはございましたでしょうか?

そうですね。どういった業務がメインになって、残業はどのくらいあって、といった実際に働くイメージができるような情報があると良いなと思いました。さらに求める人物像が具体的に表記されているとありがたいです。あとは文字やデータではわからない部分が多いので、見学会などで実際に事務所に訪問して、現場の方とお話させていただき、雰囲気を感じることができるような場があるとありがたいなと思います。

 

-ありがとうございます。確かに情報量が少ないかもしれませんので改善をしていきたいと思います。

 

就職を決めるための事務所選びで譲れないところは

-事務所選びで譲れないところ、決め手は何かありますでしょうか?

出来ましたら1つの業務しか行えないといった事務所は避けたいです。例えば「決済だけ」というように決まった仕事しかさせてくれない事務所さんは不安になります。司法書士としての業務力を磨きたいので、たくさん経験させてくれて、良い意味で鍛えてくださる事務所さんが良いですね。

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-なるほど。確かにご紹介する段階で司法書士のキャリアパスが描けるかどうか、どういった成長が見込めるのかということがわかったほうが良いですよね。

おっしゃる通りで、どういった道筋でどんな知識が身に着けられるのかがわかるとありがたいですね。

 

-ありがとうございます!確かに今後の人生を左右する大事な決断をなされるので、どういった成長が見込めるのか見えていたほうが良いですよね。今後、求人票の記載内容や事務所様をご紹介する際の参考にさせていただきます!

 

これから司法書士試験を受ける方へ

-最後に、これから司法書士試験を受ける方へ、合格見込みまで来られて大変な時期も過ごされてきたいと思いますが、1年に1回の試験に対してモチベーションを保つ方法などはありますでしょうか。

正直、私の場合は意地ですね。新卒で勤めて数年で辞めてしまったのですが、辞めたところで一生できる仕事はないなと思っていたので、司法書士試験に受からないと人生が始まらないと思っていたので、やるかやらないかではなく、やるしかないといった気持ちで毎年頑張っていました。大変な状況であっても、やるしかないといった気持ちで頑張ってこれました!さらに続けられた理由としては、私は法律を勉強していて苦ではなかった、というところが大きかったと思います。自分の興味のない分野でしたら、ここまで続けることはできなかったと思います。

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-これから試験を受ける方に向けてアドバイスや勉強方法、心構えなどをお聞かせいただけますでしょうか。

私からいえることは基礎を徹底的にやる、ということです。今年ようやく合格見込みになれたことは基礎を徹底的に勉強しなおしたことが大きいです。予備校の先生がおっしゃるような繰り返しやるというところは絶対に繰り返してやってほしいです。

 

-1日どのくらい勉強されていたのですか?

日曜は半日休むことにしてましたが、追い込み時期は平均して10-12時間くらいはやっていたと思います。

 

-ありがとうございます!実際に経験されている方のアドバイスはとても重みがありますね。インタビューは以上となります!お忙しい中ご対応ありがとうございました。
これからも何かあればお気軽にご連絡くださいね!

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