司法書士法人「つばさ総合事務所」の職場･採用インタビュー｜代表の大久保先生にお話を伺いました！

大学3年時に司法書士の勉強を開始し、卒業後1年半経った25歳のときに司法書士試験に合格しました。

将来は地元である千葉県での開業を決めていたものの、修行の意味も込めてまずは東京・神保町の司法書士事務所に就職したんです。このときの所長や上司の人柄、指導方法が素晴らしく、職場における人との出会いが仕事をするうえでいかに重要か学びました。

その後は、入所してから1年数ヶ月を経て、合同事務所の一員というかたちで事務所内で独立をしました。2000年には千葉市に事務所を開設。採用も開始し、2007年には7〜8名まで人員を増やして同年に法人化しました。今ではアルバイト・パート社員も含め20名程の事務所に成長しています。

現在は、不動産登記業務をメインに相続業務や商業登記業務、信託、後見関連など比較的幅広く事業を展開しているんですよ。

事業面でのアピールポイントは、依頼主のバリエーションが多岐にわたることです。20年以上の歴史がある事務所なので顧客層が幅広く、仕事を一極集中させないことでリスクヘッジができています。従業員にとっても、さまざまな知識を身につけ、引き出しを増やせるという利点があるんですよ。

さらに、入所者からはもちろん、当事務所から独立していったOBからも「つばさで働けて良かった」と言ってもらえているのが嬉しいですね。彼らが当所で学んだことが独立後も役に立っているというのは、自分にとって何にも代えがたい価値のある言葉です。

そうですね。和気あいあいとにぎやかな雰囲気で、所員同士のコミュニケーションが活発なので質問もしやすい環境だと思います。

期首・期末・冬のボーナス時期の年3回、所員全員との個別面談を代表である私自ら実施しています。

普段から話しやすい雰囲気づくりを心がけていることもあり、業務における改善希望からスキルアップに関する相談まで、みんな色々と話をしてくれるんです。所員が働きやすい組織に少しでも近づけるため、会社のトップとして責任を持って取り組んでいます。

基本的には、期初である8月のタイミングで昇給があります。資格者の場合、能力等に応じた給与テーブルを昇給の基準としていますが、入社から一定期間経過後はそれとは別の昇給率で計算することもあります。

また、資格者としての中途入社の場合、本人の実力に応じて入社から3ヶ月〜半年で昇給した例もあります。事務所の業績が上がってきているいま、給与テーブル自体も改善すべく取り組んでいるところです。

所員の働きやすさを向上させることを目指し、DX推進に着手しています。具体的にはビジネスチャットツールである「Chatwork」（チャットワーク）を3年前から導入し始めました。今後は、業務内容を見える化し、所員と共有するツール「kintone」（キントーン）を全社的に導入し、年末までに完全運用を開始する予定です。

取り組みを進めた結果、残業時間は大きく削減されたにもかかわらず業績が例年と比べ1.3倍にアップしました。長時間労働で売上を伸ばす時代ではありませんので、残業手当に頼ることなく所員の給与向上を実現することが代表としての使命だと考えています。

事業面では、相続業務を今まで以上に強化していきたいです。相続に関しては異業種含め競合先の幅が広く、さまざまな業界がお客様に対してアプローチをしています。

お客様の根本的な課題解決につながる提案ができるように、サービスレベルを高めて全方位的に対応できる事務所を目指したいですね。

お客様が求めていることをとことん追求し、その期待にしっかり応えていくというマインドを持っている方とは、ぜひ当所で一緒に働きたいですね。また、マニュアルにとらわれず、自身の特徴や強み、人柄などを発揮しながら働いている人が多いように思います。

司法書士としての実務経験があるのとないのでは、自分のなかで思い描く”司法書士像”に大きな違いが出てくるものです。重要なのは経験。当所で働きながら、自分が理想とする司法書士の姿をクリアにしていただければと思っています。就職する先がすべてではありませんが、ご自身のキャリアや人生を考えるうえで、1日の大半を過ごす職場での時間は重要な役割を果たします。

たくさん考え、ご自身にとってベストな選択をしていただきたいですし、その結果当所を選んでくださるのであれば大変嬉しく思います。