「人×テクノロジーでずっと安心の世界をつくる」最先端な取組や戦略を行うトリニティ・テクノロジー株式会社&司法書士法人トリニティグループ
by LEGAL JOB BOARD 北澤
転職エージェント
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こんにちは!司法書士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の北澤です。
今回は、「トリニティ・テクノロジー株式会社&司法書士法人トリニティグループ」に、職場や採用に関するインタビューを行ないました。
司法書士業界において、これまでの成長を続けてきた秘訣から、トリニティグループの今後までをお伺いしました。
グループの理念や雰囲気、株式会社・司法書士法人の違いについても、今回取材させていただきました。
弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。インタビューをご希望の事務所様・企業様はこちらからお問い合わせくださいませ。
この記事の目次
今回お話をお伺いする梶原先生のご経歴
大学卒業をした年に、7月の試験で資格取得をしておこうと思ったんですが、その年の試験では「どうも手ごたえがないぞ…」と感じたんですよ。
案の定、結果は不合格だったんですが、それでもいずれは司法書士になるつもりだったので、アルバイトでもいいからと司法書士事務所にて、まずは補助者として働き始めました。
司法書士試験を目指しながらも、多くの経験を積むことができました。合格後もその事務所で働いていましたが、常に次の展開を考えていました。
2年弱ほど働き、「いよいよ独立しようかな…」と考えていたとき、事務所でバーベキューパーティがあり、そこに同じ事務所出身ですでに独立をしていた、弊社代表の磨と話す機会がありました。
いろいろ話しているうち「じゃあ一緒にやりますか!」となって、働いていた事務所を退職し、磨の個人事務所にジョインする形で司法書士法人トリニティグループを設立しました。これが今から10年ほど前の話ですね…。
新倉先生のご経歴
だったら司法書士事務所で働きながら勉強を続けようと思い、補助者として勤務を開始。そのまま補助者として実務経験を積みながら、合格を果たすことができました。働き始めた事務所は不動産登記メインの事務所で、土地家屋調査士も併設している事務所でした。
後日、FacebookのMessengerで「具体的な話がしたい」と連絡がきたので、驚きました(笑)大阪で何回か会って話をしていくうちに、「こんなチャンスなかなかないし、やってみよう!」という気持ちになりましたね。
トリニティグループにジョインした決めて
そんな中、に磨はすでにビジネスとしてきちんと戦略的に展開する事務所運営をしていたんです。なので、一緒にやると面白いと確信が持てたんですよ。
その後は更なる展開として、葬儀社さんにアプローチして、相続案件をとりに行きました。今でもこの考えは事務所の戦略を考えるうえでのDNAとなっています。
大阪での支店展開についても、大阪に最初から取引先がいるから大阪支店を出したのではなく、大阪エリアにおける東京の展開の再現という、今後の事業展開を見据えてのことでした。その走り出しの営業を自分でやれるというのも魅力に感じましたね。
それでも、東京での展開と同様に不動産登記の営業はせず、とにかく会計事務所さんにアプローチし続けました。同じ戦略で大阪でもどれくらい展開できるか実践したんです。また、相続サービスの提案から会計事務所さんにアプローチすることもありましたね。
トリニティグループのミッション・ビジョン
ここ2年ほどでテクノロジーとの掛け合わせでサービスを向上させようという考えが追加されました。「家族信託」というサービスを作る中では、人とテクノロジーをどのように融合していくかを常に考えています。財産や今後の生活に関わる家族信託の相談を受けるうえでは、AIではできないコミュニケーションが非常に重要な役割を果たします。
一方、テクノロジーを活かせる部分は、どんどん活かして生産性や付加価値の向上につなげなければならない。このバランスの最適化を行う、という意思が「人×テクノロジー」という形で表現されています。また、私たちのような法務に携わる人間に相談をしている方は、何かしらの「不安」を抱えていることがほとんどです。
つまり、私たちが提供している価値の本質は、「安心」なんです。「ずっと安心の世界をつくる」という表現はそういう背景から生まれました。
AIは、蓄積されたデータを活用し、パターンとして相手にあわせた提案をすることはできるかもしれませんが、関係当事者全員の感情を細かい機微などから読取り、必要な場合には相手の気持ちを汲み取ってほかの家族に伝える橋渡し役も担うといったような高度なコミュニケーションは到底できません。
お客様に「安心」を提供するには、「人」の介入が必要不可欠であると考えています。
この時、ご説明を差し上げるお客様は、精神的なショックを受けた直後であり、かつ慣れない葬儀の準備に奔走し、相当疲弊された状態にあります。このようなお客様に対して、どのような態度で、どのような口調で、どのような流れでお堅い手続きの流れのご案内をするのか。そこを突き詰めてきた結果、自然とお客様の気持ちの機微を洞察し、そこに配慮する姿勢が磨かれていきました。
顧客の気持ちに徹底して寄り添う姿勢、というのは葬儀会社さんから現場で教えていただきました。
コンサルティングだけではない!もう一つの強みとは
※UI/UX=UIはWEBサービスの構成やフォント、パソコンの外観など、ユーザーの視覚に触れるデザイン上のすべての情報を指し、UXは「使い勝手が良い」「印象的な見た目をしている」など、サービスを利用する中でユーザーが感じる情報を指します。
会計事務所さんに営業に行く際にも、この書類送付時のサンプルを持って行き説明をすると、「とてもわかりやすくて良い。安心してクライアントの手続きを任せられる。」と好評です。私たちは常に、ユーザー目線で準備をし、スマートかつ簡単にそのサービスを利用できる流れを作ることを意識しています。
職場の雰囲気について
他の部署は信託・相続と専門的なコンサルティングを極めていきますが、TRINITY LABO.部門では、コミュニティの運営・改善・拡大のために、企画・マーケティング・分析など、いわゆる士業サービスではない業務を日々こなしています。なので、一つのことだけを専門的に極める職人タイプよりも、向上心が高く新しいことを覚えたい!といった方には向いていると思います。
また、士業サービスと異なり割とはっきりと仕事に対する結果が数字として出るので、指示や期待されることに一生懸命応えたい!与えられた課題をしっかりとクリアしたい!という方も向いていると思いますね。
逆に、これしかやりたくない!決まったルーチンの中で仕事をしたい!といった方には、この部門ではしんどいかもしれません。プレッシャーが多い部署にはなりますが、みんなポジティブで前向きに仕事をしている人が多いです。
トリニティ・テクノロジー株式会社と司法書士法人トリニティグループの違い
トリニティ・テクノロジー株式会社では、信託のコンサルティングがメインで、司法書士法人トリニティグループでは企業法務や相続などがメインとなります。もちろん、メインとする業務以外にも、来たご相談はお受けしています。
評価制度について
また、新人教育をしている人や専門業務以外(例えばIT周りの整備といった貢献など)なども評価したいポイントですね。
積極的なメンバーには、どんどん権限(と責任)が大きな役割を担っていただくようにしています。私たちの組織は人数が多く、チームをまとめる、つまり、「マネジメント」する役割を担う方が何人も必要になりますが、これは士業事務所としてみた場合には結構珍しいかもしれませんね。
トリニティグループに向いている人や歓迎する人
所属先のチームの業務を先輩と共に携わり経験していきます。例えば、企業法務チームであれば会社設立などの商業登記全般です。まずは基礎となる業務を先輩と一緒に対応することをお願いしています。
ライフエンディングチームでは、相続全般の業務に携わりますので、先ずは戸籍を読むところから始めることとなります。
また、月1回マネージャーと1on1でのミーティングをして、今の状況をヒアリングした上で今後どのようにスキルアップを進めていくかをしっかり決めていきますので、未経験の方も安心して働いていただけると思います。
今後の展望
この認知症による資産凍結の不安という大きな社会問題に対して、私たちがインフラとしてしっかりとサポートする体制を作ります。
そこで重要になるのが、<人×テクノロジー>です。スマート家族信託をはじめとするテクノロジーの活用と、顧客の気持ちにしっかりと寄り添えるコンサルタントの存在。この両輪を着実に成長させ、来る超高齢社会の課題を解決するインフラ構築していきたいです。
本人確認の電子化だけではなく、向こう3年程度でサービスの入り口を、対人ではなくWEB上でできるようにもしたいですね。とはいえ、DXを進めていく中でも、やはり私たちの強みは人にあって、専門性を高めたい人が集まっています。
そういった部分が他社との差別化にもなっていますので、この強みも変わらず大切にしていきたいですね。
今後もさらなる風を業界に吹き込んでいただけることを楽しみにしております。
梶原先生、新倉先生、今日はありがとうございました!