司法書士

未経験でも確実に成長できる!動産譲渡登記に強みを持つ、木村司法書士事務所

by LEGAL JOB BOARD 堀内

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担当職種:
  • 司法書士
こんにちは。司法書士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の堀内です。 今回は、「木村司法書士事務所」の代表木村先生に、職場や採用に関するインタビューを行ないました。 動産譲渡登記に強みを持つ木村司法書士事務所で司法書士に大切なことや、未経験からでも成長できる秘訣などをお伺いしました。 応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。

弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。インタビューをご希望の事務所様・企業様はこちらからお問い合わせくださいませ。

木村先生のご経歴

堀内 堀内
本日はよろしくお願いいたします。まずは先生のご経歴を教えてください。
木村先生 木村先生
大学が法学部だったのが大きいですね。
将来は独立したいと思っていましたし、司法書士なら出身地である秋田でもどこでも開業できるしいいなと思っていました。実際、神田でずっとやっているんですが(笑)
堀内 堀内
木村先生はどのくらいから司法書士になるための勉強を始めたのでしょうか?
木村先生 木村先生
私は、学生時代から司法書士になろうと勉強を始めたので、24歳で合格しました。合格したのは学生時代だったので、「本当に司法書士が自分の天職なのか、この道でいいのか?」と考えていました。
なので、卒業後は2,3つの職場を経験しました。司法書士事務所ではなく、関連のある不動産会社でも働いたのですが、自身の非力さを感じましたね。
それと同時に、別業種を経験したことで司法書士の面白みも実感し、司法書士として歩む覚悟が固まりました。

司法書士としてのやりがい

堀内 堀内
では、木村先生が思う司法書士のやりがいは何ですか?
木村先生 木村先生
司法書士になりたての頃は、仕事をもらえただけで嬉しかったです。仕事をもらえたことに一喜一憂し、わくわくしていました。
今ももちろん変わりませんが、だんだんと案件も大きくなってきて、雑誌や新聞に掲載するような注目される案件を担当することも多いので、やりがいと同時にプレッシャーも感じています。
堀内 堀内
なるほど…プレッシャーはどういった時に感じますか?
木村先生 木村先生
特にクライアントの会社経営や、適切な融資という点に直結する登記などの案件をする時にプレッシャーに感じますね。
この登記が通らないと、その会社が経営危機に陥る、投資が受けられない、などがあると借り入れる側にも、貸した銀行も困ることになる…それを考えると失敗するわけにはいかないです。
また、大きい案件だと業務のボリュームが多くなって、期日までに終わるかなという不安からプレッシャーになることもあります。
とはいえ、専門家として決めた案件は必ずやりきりますし、所員の業務バランスも考えて案件のリスク管理もしっかりしています。できること・できないことはきちんと話し、最初の時点で線引きするようにしていますよ。

司法書士として大切していることは?

堀内 堀内
司法書士として大切にしていることはなんでしょうか?
木村先生 木村先生
お客様を理解しようとすることですね。何を考えているのか、どういうことに困っているのかを分かろうとしないと、本当の問題を解決できません。
司法書士はサービス業なので、お客様がどういう心境なのかを察しようと寄り添っていなければ、的外れな返答をしてしまうことがあります。
専門的なことを説明するときに登記などに詳しくない方への説明はなかなか難しい場合も多いですが、相手が理解できないのは自分の力不足。相手がどういったら理解できるのかを常に考えてこそ、問題解決につながります。
堀内 堀内
そのように寄り添ってくれる司法書士の先生だと、安心して相談できますね。

司法書士業界に向けた期待、課題

堀内 堀内
司法書士業界に向けた期待や課題はありますか?
木村先生 木村先生
自分の事務所でやれることをやっているので、業界に向けていうほどの立場ではないと思っていますが…。
僭越ながら司法書士として考えることは、司法書士は隣接業種も多く生き残る必要があり、そのためには、お客様から司法書士として支持されるのが何より重要です。
司法書士一人一人がそれぞれの分野で一生懸命仕事をすることで、司法書士としての存在感を示していく。それが、信頼感を持ってもらうためには必要だと思っています。

木村司法書士事務所の強みの一つである「動産譲渡登記」とは?

堀内 堀内
木村司法書士事務所は動産譲渡登記も強みの一つですが、実は合格したての司法書士の中には「動産譲渡登記」を理解できていない方も多いです。動産譲渡登記とはどんなものですか?
木村先生 木村先生
動産譲渡登記とは、簡単に言うと「法人がする動産の譲渡について、対抗要件を備えるための制度」ですね。
よくあるのが、アパレルの衣服を登記して、倉庫にある商品を取ったり…カタログ会社の在庫やメーカーの作った機械を担保にしたりします。正直、動産と言われたら、色んな物が登記出来るんですよ。
堀内 堀内
登記の目的はどういったものになりますか?
木村先生 木村先生
目的は銀行からお金を借りるためですね。担保として不動産登記を取られることが多いですが、それ同じように担保として動産登記は有効ですね。
堀内 堀内
木村先生は、元から動産登記に注目していたんですか?動産登記をはじめたきっかけを教えてください。
木村先生 木村先生
偶然に依頼されたのがきっかけですね。興味はありましたので、前に働いていた事務所で任された時はやってみようと思いました。
動産登記経験があったので、金融機関の方に“動産登記のスペシャリストです”と紹介していただいたことがありましたね(笑)
そうやって、案件をこなしていると、人伝いにどんどんと同様の相談を受ける機会が増え今に至ります。
堀内 堀内
そのように動産登記のスペシャリストとして案件を獲得していったんですね!動産登記をやっている他の事務所様はあまりないですよね。
木村先生 木村先生
そうですね。動産登記はやっていないところが多いですよ。そういう他社がやっていない切り口の強みができたのがよかったと感じています。今でも新規の案件も来ますし、期待にこたえられるようにしたいですね。
堀内 堀内
司法書士は業務の幅が広く、様々な分野がありますが、動産登記のいいところを教えてください。
木村先生 木村先生
動産登記をやることで他の登記案件もいただくことが多いのがいいと思います。
商業登記はこの司法書士、動産登記はこの司法書士、というのは結構面倒ですよね。そんな時に、じゃあまとめて動産登記をやってくれた木村司法書士事務所に頼もう!となる人が多いんです。
その動産登記に関連して商業登記、不動産登記、会社登記などもまとめてくることもあり、業務の幅が広くなるのがいいところです。
顧客側のそういった案件をひっくるめて対応するので、リピーターが増えやすいですよ。
堀内 堀内
リピーターが増えているのは先生のお人柄の部分も多そうに感じます。
木村先生 木村先生
日々事務所の従業員ががんばってくれてるんですよ。各自がしっかりいい関係を築いてくれていますからお客様からも信頼していただけていると感じています。

事務所を経営する上で大切にしていること

堀内 堀内
事務所を経営する上で大切にしていることはありますか?
木村先生 木村先生
お客様に正面から向き合うことですね。そして、所員にもそれぞれで向き合うことを大切にしてほしいと考えています。
私も昔はお客様に媚びたくなること、求められたいと思うこともありましたよ。でも、プロになっていくのであれば、媚びず、仕事に誠心誠意取り組むようにする。
そういう風にやった仕事は積み重なって、見ている人は見てくれていますから。
堀内 堀内
お客様と誠心誠意向き合う。大切なことですね!では、事務所で働く所員の方に対して大切にしていることや想いも教えてください。
木村先生 木村先生
やっぱり数ある司法書士事務所の中、「木村司法書士事務所」を選んでいる所員には「働いてよかった!」と思ってもらえる職場にしたいと思っています。
環境面はもちろんですが、基本的なマナーを含めスキルをしっかり身につけてほしいですね。どこへ行っても活躍できる司法書士になってもらいたいです。

木村司法書士事務所で働くとどう成長できるのか

堀内 堀内
では、木村司法書士事務所ではどのように成長していけますか?
木村先生 木村先生
この業界が初めての方であれば、最初はサブとして、先輩についてもらいます。
まずは法務局はどうなっているのか知ってもらうことからですね。ここだと九段下の東京法務局が近いので、そこで登記事項説明書の取得から登記の申請方法までを見ながら学んでいただきます。
業務については、登記事項説明書を読めるようになるところから、書類の作成とまずは司法書士として基本となることを覚えていただきます。
その後は、適性を見ながらお願いしていきますし、未経験の方も安心してください。
堀内 堀内
先輩について学べるのはすごく心強いですね。だいたい、何年くらいで独り立ちされる方が多いですか?
木村先生 木村先生
だいたい、2、3年でできるようになるかな。すぐ独り立ちは難しいと思いますので、周りに頼りながら成長してもらえればと思います。

事務所の環境面

堀内 堀内
では、続いて事務所の環境面についてお伺いします。職場の雰囲気を教えてください。
木村先生 木村先生
所内は活気があり、意欲的に学べる雰囲気ですよ。所内では議論やディスカッションも豊富です。メンターがいるので、質問もすぐにできる環境です。私を含め、先輩がそばで見守っていますよ。
堀内 堀内
安心して、業務を学べる雰囲気はとても魅力的です。では、休日などの待遇面をお伺いしたいです。
木村先生 木村先生
所内は土日祝はもちろん休みですし、休日出勤は稀ですね。年に1回あるかないかです。比較的残業も少ないですよ。今は19時前に帰る方も結構います。

所員さまにインタビュー

堀内 堀内
ここで「木村司法書士事務所」で実際働いている所員の方にもインタビューしていきます。現在、働いて何年になりますか?

所員さま:「木村司法書士事務所」は今年の夏で9年目です。事務所には16年の長い方もいらっしゃいます。もともとは塾関係の人事の仕事をしていて、未経験からこの事務所に入所しました。

堀内 堀内
「木村司法書士事務所」の働きやすいポイントはどこでしょう?

所員さま:私は司法書士補助者として働いています。

司法書士になりたいと考えた時、業務を学びながら試験勉強をしたいと思ったんですが、司法書士補助者で未経験者歓迎の事務所があまりなかったんですね。そんな中、木村司法書士事務所は未経験歓迎!という雰囲気だったので、安心して飛び込むことができました。

また、私は年齢が近い方も多かったですし、皆さん穏やかな方が多いので職場の雰囲気もいいですよ。登記好きな登記オタクのような方が多いのも魅力です(笑)もちろんプロなので厳しい部分もありますが、優しく教えていただいたので、私も優しく伝えていきたいですね。

所員さまからみた木村先生のイメージ

堀内 堀内
木村先生とは9年のお付き合いになりますが、所員の方からみるとどんな方ですか?

所員さま:登記に向けたアプローチ、指導をしてもらっています。

仕事はもちろん厳しいですが、オンオフの切り替えがしっかりしているので、外に行くと気さくで面白いですね。

所内はコミュニケーションも活発で、そこには木村先生の姿もあるのですが、ほんわかしていていつもいろんな話をしています。すごくいい雰囲気で仕事をさせてもらっていますよ。

堀内 堀内
では木村先生の下で働いていて学んだことなどを教えてください。

所員さま:働き方や考え方がとても勉強になっています。

私自身、いつかは司法書士資格を取って独立したいと思っていますが、一人で事務所を支えるプレッシャーを抱えながら、大規模の案件を多くこなしていく木村先生を尊敬しています。今の自分じゃ到底できないと感じますが、その背中を見ながら真似ていきたいと思っています。

木村司法書士事務所でのスキルアップ

堀内 堀内
木村司法書士事務所で働いて、自身や他の未経験者の方がどのように成長しているかをお伺いいたします。

所員さま:木村司法書士事務所では、まず謄本を覚えるところから、登記申請でどういう物を用意しないといけないかを身に付けます。

登記の中でも、簡単なものから複雑なもの、また個人の依頼から大規模な案件までがあるので、自分に合った案件を順番に学んでいけます。

1年後に、「こんなことまでできるようになった!」と思うことも多く着実にレベルアップを実感できますよ。

木村司法書士事務所のアピールポイント

堀内 堀内
最後に木村司法書士事務所のアピールポイントを教えてください!

所員さま:チームで案件をすすめていきますので、まわりに相談しやすい環境なので、未経験者や経歴が浅い方も安心して仕事をすることができます。

みんな仲はいいですし、メリハリをつけて気持ち良く仕事できる職場だと思っています。

資格者の方、そして求職者へ一言

堀内 堀内
木村先生!最後に資格者の方、そして求職者の方へひとことお願いいたします。
木村先生 木村先生
せっかく司法書士になったのなら、いろいろな業務を経験した方がいいと考えています。
司法書士は、登記面だけでも、不動産登記、会社登記、動産登記や債権登記などいろいろな業務に携われますし、決済などの登記以外も目を向けてもいいですよ。
経験できるのにしないのはもったいない。どんどんチャレンジする方が面白いですよ。
堀内 堀内
木村司法書士事務所は、動産登記を強みに幅広く業務をおこなっていますよね。
木村先生 木村先生
同じ登記でも動産譲渡登記、債権譲渡登記など登記によって考え方が違うんですよ。司法書士ってこんな仕事ができるんだって感動しますよ。あと、自分で考えて動くタイプの方はクリエイティブに楽しめると思います。
例えば、銀行の人がこういう風な担保の形で登記したいと相談があったりするのですが、コンサル的な立場で提案できるのは楽しいと感じます。
依頼されたものを言われた通りにするのではなく、提案するというのもとても大切です。

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この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 堀内

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