司法書士

司法書士法人「穂」の職場・採用インタビュー|債務整理の分野でチャレンジ精神がある方は必見!

by LEGAL JOB BOARD 堀内

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担当職種:
  • 司法書士

司法書士の求人・転職情報サイト「リーガルジョブボード」の堀内です。

今回は、司法書士法人「穂」に、職場や採用に関するインタビューを行いました。

2017年の設立以来、かなめ総合法律事務所として成長をし続けてきました。現在は池袋に2つのオフィスを構えておりましたが、2つのオフィスを統合し、東池袋駅に直結した大きなオフィスに移動されました。2021年にはさらなる飛躍が期待されます。

今回はそんな同所の代表である山中 健太郎先生にインタビュー。スリーピースのスーツをビシッと着こなし、まるで舞台俳優のような山中先生。

大学付属高校での応援団のご経験、「争いの渦中に身を投じるよりも和解をとる司法書士に自分の性格は向いている」と話される穏やかな口調の中にも、ご依頼主様や事務所のメンバーを全力で応援し、守る、そして自分は裏方に徹する、という覚悟が熱く伝わってきました。

メンバーが働きやすい環境を整えるために、どのような取り組みを実施しているのか、どのような人材を求めているのかなどを詳しく伺いました。

応募や選考を考えている方はぜひご覧ください。

弊社では、リーガルジョブボードに求人をご掲載されている事務所様・企業様のインタビューを行っております。インタビューをご希望の事務所様・企業様はこちらからお問い合わせくださいませ。

山中 健太郎先生の経歴と事務所の主な事業

堀内 堀内
山中先生の経歴を教えてください。
山中先生 山中先生
2011年に司法書士試験に合格した後、受験予備校で2年間、後輩の育成に携わりました。問題の作成をし、チューターとして質問を受けたり、講師としても教壇に立ったこともあります。指導した後輩から合格報告を受けた時は非常に嬉しかったですね。その時の喜びの気持ちが、現在行っている債務整理という仕事につながっています。
山中先生 山中先生
その後、都内と埼玉の事務所で不動産登記、商業登記、相続、債務整理の分野で経験を積み、債務整理の必要性を特に感じたので、そこに特化した事務所を2016年に開き、2017年に法人化しました。
堀内 堀内
事務所を経営する上で特に大切にしていることはありますか?
山中先生 山中先生
覚悟を持つ、ということです。メンバーのミスは自分のミス、良いことも悪いことも全て自分が責任を持つ、という覚悟ですね。自分の人生だけでなく、メンバーの人生や家族を背負う重みを日々感じながら運営しています。
堀内 堀内
穂の主な事業について教えてください!
山中先生 山中先生
メインは債務整理業務で、その次に多いのが不動産や商業登記と相続業務です。決済業務も増加傾向にありますね。
堀内 堀内
債務処理をメインの業務に選んだ理由はありますか?
山中先生 山中先生
修行時代に、福岡でご依頼主様に初めて会ったのが債務整理だったんです。涙ながらに相談されるご依頼主様を見て、「ここまで苦しんでいる人がいるんだ」と驚きました。ご依頼者様に会う機会が多く、人の命や生活に関わることができ、役に立っているという実感が得られる債務処理をメインの業務にしたい、という気持ちが強くなりました。

ミッションについて

堀内 堀内
貴所のミッションについて教えてください。
山中先生 山中先生
「法と知識を駆使して優しい社会を実現する」です。ご依頼主様が主役、司法書士は脇役と考え、主役に寄り添う謙虚な気持ちをいつも持ち、感謝し、感謝される事務所でありたいですね。
堀内 堀内
ミッション達成のためになにが必要だと考えますか?
山中先生 山中先生
メンバーひとり一人が「鋭い感性」と「心の豊かさ」を持ち合わせることです。ご依頼者様から、感謝ばかりではなくお叱りを受ける時もある。そのような時にこそ、この経験が自分と事務所の成長につながると寛容な心を持ち、ご依頼者様に対する感謝の気持ちを忘れないようしたい。ご依頼主様に対してだけでなく、メンバー同士でも感謝の気持ちを持つことで、優しい社会をつくることができ、社会の幸せの総量を増やすことができると考えます。

アピールポイントは「女性専用の債務整理窓口」

堀内 堀内
貴所のアピールポイントは?
山中先生 山中先生
女性専用の債務整理の窓口があることです。女性にとって債務整理はセンシティブな問題、司法書士事務所に電話相談するだけでもハードルが高いと理解しているので、当所の所員は9割が女性。相談者に優しく寄り添うような対応をしていますね。
堀内 堀内
女性専用の債務整理に特化したきっかけはありますか?
山中先生 山中先生
先ほどの福岡でご依頼主様と初めて会った時のことですが、5時間ぐらいの相談会に来られたのがほとんど女性だった。債務者は男性が多いと思っていたので、自分のイメージが打ち砕かれた瞬間でしたね。司法書士事務所は相談者にとって敷居が高く、相談しにくいのではないか、女性にも相談しやすい環境を作れば一人で抱え込んでいる人を救える、と強く思いました。

他者配慮のできる素晴らしいメンバーが揃っています

堀内 堀内
他のアピールポイントはありますか?
山中先生 山中先生
事務所のメンバーです。忙しい人を助けるという他者配慮のできるメンバーに恵まれました。オンオフの切り替えも上手ですね。事務所内の主役はメンバーだと思っています。

司法書士法人には珍しい、会社のような指揮系統

山中先生 山中先生
また、指揮命令系統を明確にしています。

「メンバー→チーフ→リーダー→事務局長→代表」

というルートがあり、責任の所在を明らかにすることにより、メンバーが業務に専念できるようにしています。

一人一人に安心して働いてもらいたいので、事務局長と管理部で話し合い、会社みたいな組織づくりをしています。人材は事務所の宝ですから。

離職者が激減した「産業医との面談制度」

堀内 堀内
女性の働きやすさについてはいかがでしょうか?
山中先生 山中先生
月に1回、産業医の先生と面談することができます。これは他の事務所にはない特徴だと思います。所員は健康だけでなく、色々なことを相談しているようですし、僕自身も相談に乗ってもらっていますね。

この制度のおかげで離職率が低くなり、ここ1年間で辞めた人はいないんじゃないかな?

また、産休育休制度を社労士の先生と作りこんだので、女性にとっては働きやすい職場だと思いますね。

データで決定する給与査定

堀内 堀内
昇給制度についても教えてください!
山中先生 山中先生
一定期間勤めていただいくと、ボーナス支給の対象になり、年2回、6月と12月に給与査定があります。各項目を5段階に設定した評価シートで半年間で頑張ったことを自己評価、また、見習いたい人、助けられた人を3名あげるといった他者評価をしてもらっています。

それとは別に、売り上げ数字、救った依頼者の数などを見て、労務担当者、事務局長、代表の3人で決定しています。「この人頑張っているな」という感覚だけではなく、きちんとデータで判断していますね。

将来について

堀内 堀内
さらなる成長のために、どのような取り組みが必要だと考えていますか?
山中先生 山中先生
まずはメンバーの確保ですね。現在、需要に対して供給が間に合っていない。メンバーを増やし、より多くの債務処理を解決したいです。目標は100人です。

依頼者との関係が遠くなるので、数百人体制の事務所にはしたくないです。今のミッションやスタンスを忘れずに、足場のしっかりした事務所を作りたい。横に広げるより、縦に大きくしたいですね。

求める人材について:チャレンジ精神があり、思いやりのある方

堀内 堀内
どのような方が活躍されていますか?
山中先生 山中先生
教育制度がしっかりしているので、未経験の方でも活躍されている。導入研修、チーフによるOJTなどの研修を徹底して行っています。入所して1、2週間は覚えることも多くてパニックになりがちですが、フォローアップ面談などで、不安についてはきちんとフォローしています。女性が活躍できる場は多いですし、結婚して家族のいる方も大歓迎ですね。
堀内 堀内
どのような方が貴事務所に向いていると思いますか?
山中先生 山中先生
チャレンジ精神のある方です。債務整理は常に変化しているので、「よし、やってみよう!」というポジティブ精神が必要。既存の方法に囚われずに、新たな分野を提示できる人が向いていると思いますね。
堀内 堀内
採用する上で大切にしている点はなんですか?
山中先生 山中先生
チームワークを大切にしているので、思いやりのある人を採用したいです。他者配慮ができ、俯瞰的に物事を考えらえる人。具体的に言うと、自分の手を止めてでも他者のサポートができる人、相談に乗れる人。一人一人がメンバーを思いやることで、良いチームワークが生まれています。

転職を考えている人に向けて

堀内 堀内
最後に、「穂」から求職者の方へ一言お願いします。
山中先生 山中先生
世界中がコロナ禍で未曾有の危機に瀕する中、債務整理の需要が増している。研修で債務整理の需要は減っているという印象を持たれたかもしれませんが、とてもやりがいがあり、依頼者様の生活や命に関わる緊急性の高い業務です。実務経験は問いません。依頼主様を支えたい、志の高いチャレンジ精神のある方、一緒に業界トップの法務家集団を目指しましょう!

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 堀内

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