未経験でも司法書士になることは可能
未経験でも司法書士として働くことは十分に可能です。
ただし、司法書士として働くためには司法書士資格を取得している必要があります。
資格を取得するには、司法書士試験を合格する必要があります。
資格がない場合は「司法書士補助者」として働くことが可能です。
司法書士補助者とは、司法書士のアシスタントのような職種です。
司法書士補助者として働きながら資格取得を目指す方も一定数いらっしゃいます。
未経験の司法書士に求められる能力や条件
司法書士事務所(採用)側が「未経験にどういった人材を求めているか」を把握していると
転職活動を有利に進められます。
未経験の司法書士や司法書士補助者を採用する際、多くの事務所が求める能力や条件は以下です。
- コミュニケーション能力がある
- 社会人経験がある
- 士業での就業経験がある
- 別の資格保有
もちろんすべてに当てはまらないと転職できない、というわけではありません。
あくまで当てはまる項目があると「有利」になります。
一番求められるのはコミュニケーション能力
最も求められるのはコミュニケーション能力です。
司法書士の主な仕事である「登記業務」は書類作成の事務作業のイメージが強いですが、
法務局との関わりや決済の立会など、外部との関わりも多いです。
また、司法書士にご相談されるお客様のご対応もしなければいけません。
ご相談者が抱えるデリケートな問題を正確に把握し、どのように解決に導くかを説明するコミュニケーション能力が求められます。
面接ではその部分もチェックされているので堂々と話すように心がけましょう。
士業事務所での就業経験があれば尚良い
士業事務所での就業経験がある方はとても強みになります。
例えば、司法書士事務所での補助者経験がある未経験の有資格者は非常に有利です。
そのため、補助者として働きながら司法書士資格の取得し、転職活動をスムーズに進める方も一定数いらっしゃいます。
司法書士事務所以外であれば、例えば弁護士事務所でのパラリーガル経験などもアピールポイントとなります。
行政書士の資格者も有利
別の資格保有もアピールポイントになると前述しました。
その主な例として「行政書士」の資格保持も未経験転職に有利に働きます。
未経験者の転職方法
未経験者が転職で有利となる条件が分かったところで、
次は未経験者の求人の探し方について解説します。
未経験歓迎の司法書士事務所の求人は多いため、下記を利用して転職活動を進めていきましょう。
司法書士会
「司法書士会」というサイトに求人がたくさん掲載されています。
全国各地にあるため、希望する地域のサイトを見てみましょう。
資格取得後の初めての就職活動で利用する方が多く、未経験可能の案件も多数あります。
転職サイト
一般的な転職サイトにも、未経験可能な司法書士求人が掲載されています。
司法書士会に掲載されていない、転職サイトだけに掲載されている求人も増えてきました。
転職サイトの場合、登録者限定で見られる求人もあるため、まずは登録することをおすすめします。
司法書士会と併せてチェックすることで、より多くの情報を集めることができるでしょう。
転職エージェント
司法書士の就職・転職活動をより有利にするには、転職エージェントを活用することです。
弊社リーガルジョブボードは、司法書士専門の転職エージェントサイトです。
転職エージェントサイトに登録すると、司法書士専門の転職エージェントが、
- あなたが活躍できる求人を紹介してくれる
- 書類・面接選考を徹底してくれる
- 年収を交渉してくれる
- キャリアステップの相談に乗ってくれる
など、転職支援を多方面から支援してくれます。
まとめ
- 未経験でも司法書士への転職は十分に可能
- 転職活動ではコミュニケーション能力が一番大切
- 未経験可能な求人は多数存在する
以上が本記事のまとめです。
未経験だから就職先が決まるかどうか不安に思っている方もご安心ください。
経験関係なく司法書士を求めている事務所は多くあります。
また司法書士は将来的にも安定した職種であり、手に職をつけられる職業だと言えるでしょう。
本記事を参考に転職活動を有利に進められたら幸いです!