合格司法書士が読むべき6冊の本
では、司法書士が読むべき本をご紹介します。
「読解不動産登記Q&A」
合格司法書士にかなりおすすめしたい、不動産登記に関する本です。 実務に役立つよう書かれているため、登記業務の実践書とも言えるでしょう。 登記に関する情報が隅から隅まで網羅されているため、登記で分からない点が出てきたらサッと取り出せる一冊となっています。 登記業務は司法書士のメイン業務となるので、理解を深めたい分野です。 |
「不動産実務百科Q&A」
こちらも登記に関する本ですが、登記以外にも触れられています。 例えば売買契約書や重要事項説明などの読み方、相続、税金、不動産トラブル、不動産証券化、、、などなど。幅広く・浅く、不動産に関することが書かれています。 なので合格司法書士にはおすすめします。 直接実務に役立つわけではないですが、特に業界未経験の方には不動産に関する色んな情報が網羅されているので、導入という点では優れているでしょう。
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「商業登記ハンドブック」
「商業登記の実務書と言えばこれ!」と言えるメジャーな本です。これ一冊あるだけで、商業登記に関してはほぼすべて網羅できます。 amazonの口コミでも、
>最低限買っておくべき一冊 >この本に目を通しても探している情報がないときは、法務局に相談をする他ないかと思います。
と言及されており、多くの司法書士から支持されている本です。 |
「家族信託のツボとコツ」
この本は、家族信託について解説されている本です。 家族信託の基礎や事例などが紹介されている、家族信託の入門書となっています。 高齢化が進む今、家族信託のニーズは高まる一方。すなわち、家族信託に関わる業務が今後増えると予測できます。 よって、家族信託について理解を深めるのは必須です。 |
「経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事〜」
>経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事~を購入する
この本は、「AIが到来する時代における、士業が生き残るための戦略」が書かれています。 AI化が進む昨今、様々な媒体で「士業の仕事はAIに奪われる」と危機感を匂わせることも増えてきました。 そんな時代でも必要とされる士業であり続けるための「戦略」を、一度理解する必要があると言えるでしょう。 今の時代だからこそ、士業に求められる価値やミッションが分かるはずです。 |
「転職の思考法」
司法書士としてキャリアアップしていくにあたり、「転職」というイベントは必ずと言っていいほど発生するでしょう。 そこで、司法書士の専門書ではないですが、転職論について語られている本もここで紹介させていただきました。 転職をする際は「どういう軸を持って転職をするべきなのか」「どんな視野や視線で転職を見据えれば良いのか」といった思考が大切になりますが、そのあたりの考え方が整理されている一冊です。
ちなみに弊社LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)は、司法書士専門の転職サイトです。 |
司法書士が転職しようと思うきっかけ
以下の記事に、司法書士が転職しようと思ったきっかけ(すべて実体験)を載せています。
いくつか該当する項目がある場合は、転職を視野に入れるのも一つの選択肢かもしれません。
司法書士の平均年収
今の年収が見合っているのかどうかを把握する上でも、司法書士の平均年収を知っておくのは大切です。
以下の記事では司法書士の平均年収や年収の上げ方について解説しています。
最後に
市場価値を形成するのは知見と実務経験です。
実務経験を積むのはどうしても時間がかかりますが、知見は本やウェブ・セミナーなどですぐに身につけられます!
また、時間の経過と共に業界のトレンドや動向も変化していきます。
そういった変化にキャッチアップしていく意味でも、知見を深めるのはとても重要です。