司法書士の実務書のおすすめ本6冊をご紹介

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合格司法書士が、まず読むべき本をご紹介します。

はじめに、この記事を書くこととなった背景を説明させてください。

近年、

「司法書士業務や資格に将来性がないのではないか??」

と疑問を持つ方が増えています。

このように言われる背景には大きく二つの理由があります。

①司法書士法人化が進むにつれて、大規模法人と個人の事務所との二極化が進んだこと

以前は銀行や街の不動産屋を回って仕事をもらっていた司法書士業務の多くが、大規模法人に吸収されることとなり、独立が当たり前とされていた司法書士のキャリアの考え方が変わった。

②AIやブロックチェーンなどのテクノロジーにより、業務が代替されるリスクが発生してきたこと

弁護士などの、個人の知識や力量が色濃く反映される仕事に対し、司法書士の業務は「誰が行っても同じものができなくてはいけない」業務です。

そのため、そのプロセスをオートメーション化できると考えられ、実際に「リーガルテック」と言われる司法書士業務代替サービスも出てき始めています。

一方で、相続や信託など、現代の高齢化社会に合わせて、新たな顧客ニーズも発生してきており、より司法書士に求められる役割が広がってきています。

また、人口減少に伴い減少していくと思われた不動産登記は、リノベーションやマンションの需要など、現代に合わせ性質を変化させ、記事執筆の段階では、それほど減少傾向を感じません。

 

以上の背景より、これからの司法書士に将来性があるかどうかは、「時代のニーズに合わせた司法書士になれるか」と、言えます

つまり、司法書士としての価値を高める動きが今まで以上に大切になっています。

 

そこで推奨したいのが「読書」です。「読書」は、「最もコストパフォーマンスの高い自己投資」と言われ、効率的に自分の市場価値を高めることにつながります

司法書士としての知見を広く深くすることで、業界の最新のトレンドをつかみ、顧客が何を求めているのかを、その道の一流のプレイヤーの目線で知ることができるからです。

 

市場価値を高めるには、常に時代のニーズを追わなければなりません。業界の動向を把握することで、「今なにをすべきか」「どういう実務経験を積んでいくのがベストか」などの問いに対し、正しい行動を起こせるようになるはず。

以上が背景となって、司法書士試験に合格後、まず絶対に読むべき本をご紹介するに至りました。

  • 自分の司法書士としての市場価値を上げたい
  • 業界のトレンドを把握したい
  • 様々な業務やフィールドに携われるようにしたい

といったお悩みを持つ方はぜひ本記事をご覧ください!

 

目次

1.合格司法書士が読むべき6冊の本

1-1.「読解不動産登記Q&A」

1-2.「不動産実務百科Q&A」

1-3.「商業登記ハンドブック」

1-4.「家族信託のツボとコツ」

1-5.「経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事〜」

1-6.「転職の思考法」

2.最後に

 

合格司法書士が読むべき6冊の本

では、司法書士が読むべき本をご紹介します。

 

「読解不動産登記Q&A」

読解不動産登記Q&A

>読解不動産登記Q&Aを購入する

合格司法書士にかなりおすすめしたい、不動産登記に関する本です。

実務に役立つよう書かれているため、登記業務の実践書とも言えるでしょう。

登記に関する情報が隅から隅まで網羅されているため、登記で分からない点が出てきたらサッと取り出せる一冊となっています。

登記業務は司法書士のメイン業務となるので、理解を深めたい分野です。

 

「不動産実務百科Q&A」

不動産実務百科Q&A

>不動産実務百科Q&Aを購入する

こちらも登記に関する本ですが、登記以外にも触れられています。

例えば売買契約書や重要事項説明などの読み方、相続、税金、不動産トラブル、不動産証券化、、、などなど。幅広く・浅く、不動産に関することが書かれています。

なので合格司法書士にはおすすめします。

直接実務に役立つわけではないですが、特に業界未経験の方には不動産に関する色んな情報が網羅されているので、導入という点では優れているでしょう。

 

 

「商業登記ハンドブック」

商業登記ハンドブック

 

>商業登記ハンドブックを購入する

「商業登記の実務書と言えばこれ!」と言えるメジャーな本です。これ一冊あるだけで、商業登記に関してはほぼすべて網羅できます。

amazonの口コミでも、

 

>最低限買っておくべき一冊

>この本に目を通しても探している情報がないときは、法務局に相談をする他ないかと思います。

 

と言及されており、多くの司法書士から支持されている本です。

 

「家族信託のツボとコツ」

家族信託のツボとコツ

>家族信託のツボとコツを購入する

この本は、家族信託について解説されている本です。

家族信託の基礎や事例などが紹介されている、家族信託の入門書となっています。

高齢化が進む今、家族信託のニーズは高まる一方。すなわち、家族信託に関わる業務が今後増えると予測できます。

よって、家族信託について理解を深めるのは必須です。

 

「経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事〜」

経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事〜

>経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事~を購入する

この本は、「AIが到来する時代における、士業が生き残るための戦略」が書かれています。

AI化が進む昨今、様々な媒体で「士業の仕事はAIに奪われる」と危機感を匂わせることも増えてきました。

そんな時代でも必要とされる士業であり続けるための「戦略」を、一度理解する必要があると言えるでしょう。

今の時代だからこそ、士業に求められる価値やミッションが分かるはずです。

 

「転職の思考法」

転職の思考法

>転職の思考法を購入する

司法書士としてキャリアアップしていくにあたり、「転職」というイベントは必ずと言っていいほど発生するでしょう。

そこで、司法書士の専門書ではないですが、転職論について語られている本もここで紹介させていただきました。

転職をする際は「どういう軸を持って転職をするべきなのか」「どんな視野や視線で転職を見据えれば良いのか」といった思考が大切になりますが、そのあたりの考え方が整理されている一冊です。

 

ちなみに当サイトLEGAL JOB BOARDは、司法書士専門の転職サイトです。

少しでも転職を検討している方や転職で悩んでいる方がいらっしゃったら、お気軽に登録してみてください。

 

最後に

市場価値を形成するのは知見と実務経験です。

実務経験を積むのはどうしても時間がかかりますが、知見は本やウェブ・セミナーなどですぐに身につけられます!

また、時間の経過と共に業界のトレンドや動向も変化していきます。そういった変化にキャッチアップしていく意味でも、知見を深めるのはとても重要です。

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士業専門の転職エージェント 稲田

士業専門の転職エージェント 稲田

士業専門の転職エージェント、株市会社WILLCOのキャリアコンサルタント。 書面では分からない事務所の雰囲気などもお伝えし、求職者側と事務所側にとってベストな転職のサポートをおこなっています。 転職相談会やキャリアカウンセリングを随時開催中。 転職を考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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