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司法書士の実務書のおすすめ本6冊をご紹介

司法書士試験に合格する為の参考書の使い方!合格後の実務書おすすめ本は?

こんにちは。 司法書士の転職エージェント「リーガルジョブボード」です。

今回は、「司法書士試験のテキスト、勉強方法」「合格後の新人司法書士が、まず読むべき本」をご紹介します。

司法書士になるためには、試験に合格する必要があります。

まずは自分に合ったテキストや過去問を探すところからスタートです。

また、予備校を利用するならどこの予備校が良いのか。

かかる費用や特徴なども考慮して、自分に合った講師・講座を選択する必要があります。

そこで、前半でおすすめのテキストや過去問、予備校の比較をご紹介します。

さらに、そのテキストや過去問を使って、どのように勉強すれば合格率3〜4%の試験を突破できるのか、具体的な勉強方法もご紹介します。

もちろん、テキスト、過去問、予備校、勉強方法などは、自分に合ったものを選択するのがベストです。

この記事が皆様の勉強の参考になり、合格の一助になれば幸いです。

そして、無事に司法書士試験に合格したら、次は実務の世界が待っています。

司法書士受験生から司法書士になる皆様へ、後半は新人司法書士が読むべきおすすめの本をいくつかご紹介します。

  • 司法書士の具体的な勉強方法が知りたい
  • 自分の司法書士としての市場価値を上げたい
  • 業界のトレンドを把握したい
  • 様々な業務やフィールドに携われるようにしたい

といったお悩みを持つ方はぜひ本記事をご覧ください!

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【司法書士の就職活動|まず何をやればいい?いつ求人に応募する?王道スケジュールを解説】

司法書士 志村直也
この記事を書いた人
司法書士 志村直也
司法書士事務所グラティアスの代表所長・司法書士有資格者。司法書士事務所を複数経験しており、業界に関する知識やトレンドを発信中。以前は主に家族信託をメインに生前対策や認知症対策に従事し、現在は売買、相続、民事信託などの不動産登記を中心に、商業登記、裁判業務など幅広く注力。

司法書士試験のおすすめテキスト・過去問

大きな書店に行けば司法書士試験のテキスト・過去問は充実しているため、どのテキストが良いのか悩むこともあるかと思います。

そこで、今回は「初心者でもおすすめ」という観点から、テキスト・過去問の紹介をします。

 

司法書士 山本浩司のオートマシステム

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司法書士受験会においては、知らない人はいない超人気シリーズです。

法律の勉強と聞くと、条文や判例など理解しづらいものをとにかく覚えるというイメージが強いかもしれませんが、本書においては、理解のしやすさに主眼を置いて執筆されているため、非常に読みやすいです。

読んでいて楽しいとさえ思える本書は、特にこれから勉強を始める方にはおすすめです。

 

司法書士 合格ゾーン 択一式過去問題集 

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司法書士試験に合格するためには、過去問の学習は欠かせません。

正直、過去問は何を使っても大きく変わりませんが、ポイントとして収録問題数が多いものを選んだ方が良いです。

本書は、資格予備校の大手であるLEC東京リーガルマインドが執筆しているため、重要度のランク付け、問題の解説、収録問題数などいずれも充実しています。

合格者でこの過去問を使用していたという人も多いです。

 

うかる! 司法書士 必出3300選

>うかる! 司法書士 必出3300選を購入する

サブテキストとしておすすめなのが本書です。

体系的に、かつ、必要最低限によくまとまっており、知識の確認を素早く行いたい際には最適です。

 

なお、上記でご紹介したもの以外にも優れたテキスト・過去問はたくさんあります。

向き不向きもありますので、まずは書店やネットで中身を確認して、自分に合いそうなテキストを見つけるのが良いでしょう。

 

 

司法書士試験に合格する為の勉強方法と記述式攻略法

さて、次は合格するために、実際にどのようにテキスト・過去問を使えば良いか」についてです。

テキストを読んで、該当の箇所の過去問を解く。あとはひたすらこれの繰り返し。

これが王道ですが、王道が故に他の人との差別化が図れません。

合格率4%を突破するためには、勉強方法にも工夫が必要です。

もちろん、人それぞれの勉強方法があるので正解はありません。

そのため、下記はあくまで参考として捉えていただけますと幸いです。

 

テキストの使い方

テキストはインプットとしてだけではなく、アウトプットとしても使いましょう。

具体的には、テキストに「成年被後見人の法律行為は取り消すことができる」とあった場合に、「誰が?」「何については取り消せない?」「未成年の場合は?」「未成年の場合に取り消せない行為は?」などとして、関連する知識を考えることです。

そして、「あれ?未成年の場合はどうだったけ?」と疑問が沸けば、該当箇所に戻ってインプットをし直しましょう。

単にインプットとしてテキストを読むだけよりは、格段に頭の中で整理ができます。

 

過去問の使い方 その①

消えるマーカー(フリクション)を2本用意してください。

ますは肢別に問題を解いてみます。

そこで、答えもその根拠も言えるならば、その肢はOKです。

答えはわかるけど、根拠がはっきりしないという場合には、その肢に黄色マーカーをつけます。

答えを間違えた、またはそもそも問題が理解できないという場合には、その肢に赤マーカーをつけます。

こうすることによって、自身の理解度・復習すべき箇所が視覚で明らかになります。

復習するときは、赤→黄色→OKの肢の順に行います。(OKの肢は時間がなければ復習しなくても良いです)

そして、黄色の肢が完璧に理解できたら黄色マーカーを消します。赤の肢も同様です。(または黄色に格上げするなど)

あとは最終的に全肢のマーカーが消せるように繰り返すだけです。

 

過去問の使い方 その②

肢別にその問題文を構成するキーワードとなる文言(自分でキーワードとなると思うものでOKです)を3つ探して、そこにマーカーを引きます。

さらに、誤っている肢については、誤っている部分に線を引きましょう。

例えば「登記権利者の住所を証する情報として印鑑証明書を提供して登記の申請をする場合には、当該印鑑証明書は、作成後3か月以内のものであることを要する」という問題があった場合に、キーワードとして「登記権利者の住所を証する情報」「印鑑証明書を提供」「作成後3か月以内」、誤っている部分として「要する」に線を引くなどです。

こうすることによって、復習をするときにその問題のキーワードが目につきやすくなり、「あ、このキーワードならたぶん論点はあれだな」と問題を予測することができるようになります。

これに慣れると、特に午後の試験科目の解答時間がアップして、記述式に時間を多く費やせるという複利的な効果もあります。

 

記述式攻略法 その①

記述式攻略法は、①ひな形を暗記すること、②論点のパターンを暗記することです。

記述式は実体法の理解とひらめきで解ける!という考えは捨てましょう。

記述式は暗記です。とにかくこれにつきます。

まずは①ひな形を暗記することですが、とにかく書きまくりましょう!

スポーツみたいな感じで、頭で考えるのではなく体で覚える感じです。

下記のひな形集は、バリエーションも多く見やすいのでおすすめです。

 

>司法書士 山本浩司のautoma system 試験に出るひながた集を購入する

 

記述式攻略法 その②

次に②論点のパターンを暗記することですが、とにかく問題を解きまくりましょう!

問題をたくさん解いていると、論点の問われ方のパターンが見えてきます。

例えば、債権者代位で相続登記が入っている場合は識別不通知の論点、同じ抵当権者が2つの抵当権を設定している場合は抹消登記の一括申請の可能性、定款に存続期間の定めがある場合の解散登記の可能性など、問題文や別紙を見ながら波状する論点やその可能性を反射的に予測できるようになれば、考える時間は減り解答時間を短縮できます。

そのためには繰り返しになりますが、とにかく問題を解きまくりましょう!

下記はおすすめの過去問と問題集です。

 

>司法書士 パーフェクト過去問題集 (11) 記述式を購入する

 

>司法書士 山本浩司のautoma system 不動産登記法 記述式を購入する

 

 

司法書士試験の予備校・通信講座比較

司法書士試験合格者の中で、独学で合格したという人はほとんどいません。

逆に予備校や通信講座を利用して勉強をしてきた人は圧倒的に多いです。

そこで、以下は司法書士試験の主な予備校・通信講座を紹介します。(順不同)

 

LEC

概  要:司法書士予備校の最大手で受講者数はナンバー1。多彩な講師陣が魅力です。

価  格:40~50万円前後

受講形態:通学/Web

 

TAC(Wセミナー)

概  要:オートマ著者の山本先生、司法書士受験会のレジェンド竹下先生の講義を受けられます。

価  格:40~50万円前後

受講形態:通学/Web

 

伊藤塾

概  要:テキストが素晴らしいです。多くの一発合格者を輩出しており実績も十分。

価  格:40~50万円前後

受講形態:通学/Web

 

辰巳法律研究所

概  要:5か月合格の松本先生が在籍している予備校です。合格キャッシュバック制度で支払金額の半分が戻ってくるのも魅力です。

価  格:40~50万円前後

受講形態:通学/Web

 

資格スクエア

概   要:オンライン学習サービスで、WEB上でテキストを編集することもできます。講師は大手予備校で受験指導を行っていた三枝先生です。

価  格:10~20万円前後

受講形態:オンライン/Web

 

クレアール

概  要:短期合格のためのノウハウを凝縮した薄型テキストやWEB映像学習を取り入れるなど、最小の労力で合格できるよう工夫されています。

価  格:20~30万円前後

受講形態:通信/Web

 

studying

概  要:効率的に勉強ができるように、スキマ時間を活かした学習に最適化されています。忙しい方でも無理なく勉強を続けられます。

価  格:10万円前後

受講形態:オンライン

 

アガルート

概  要:オンライン講座で場所を選ばず受講できます。また、受講生限定のFacebookグループにて、何回でも無料で質問をすることができます。

価  格:10万円前後

受講形態:オンライン

 

※価格は初級者講座の価格であり目安です。

※各割引制度もございますので、詳細は各予備校・通信講座のホームページを参照下さい。

 

司法書士試験の合格後にしておくと良いこと

無事合格できましたら、例年は12月から研修が始まります。

研修までに自身の興味がある分野の実務書を読んでみるのも良いですが、1月末から始まる特別研修のために民法と民事訴訟法を復習しておくことをおすすめします。

新人研修やブロック研修と異なり、特別研修は講師に質問を投げかけられ皆の前で答えさせられます。(答えられないとちょっと恥ずかしい気持ちになります。。)

筆記試験の合格発表から3~4か月経っている頃かと思うので、特に民事訴訟法の知識はけっこう抜け始めています。

特別研修では予習と課題が必須になりますので、そういう意味でも民法と民事訴訟法の復習をしておくのは良いでしょう。

 

新人司法書士が読むべき6冊の本

研修期間中、または研修後には実務の世界が待っています。

そこで、新人司法書士が読むべき本や参考になる本をご紹介します。

 

「読解不動産登記Q&A」

読解不動産登記Q&A

>読解不動産登記Q&Aを購入する

合格司法書士にかなりおすすめしたい、不動産登記に関する本です。

実務に役立つよう書かれているため、登記業務の実践書とも言えるでしょう。

登記に関する情報が隅から隅まで網羅されているため、登記で分からない点が出てきたらサッと取り出せる一冊となっています。

登記業務は司法書士のメイン業務となるので、理解を深めたい分野です。

 

「不動産実務百科Q&A」

不動産実務百科Q&A

>不動産実務百科Q&Aを購入する

こちらも登記に関する本ですが、登記以外にも触れられています。

例えば売買契約書や重要事項説明などの読み方、相続、税金、不動産トラブル、不動産証券化、、、などなど。幅広く・浅く、不動産に関することが書かれています。

なので合格司法書士にはおすすめします。

直接実務に役立つわけではないですが、特に業界未経験の方には不動産に関する色んな情報が網羅されているので、導入という点では優れているでしょう。

 

 

「商業登記ハンドブック」

商業登記ハンドブック

 

>商業登記ハンドブックを購入する

「商業登記の実務書と言えばこれ!」と言えるメジャーな本です。これ一冊あるだけで、商業登記に関してはほぼすべて網羅できます。

amazonの口コミでも、

 

>最低限買っておくべき一冊

>この本に目を通しても探している情報がないときは、法務局に相談をする他ないかと思います。

 

と言及されており、多くの司法書士から支持されている本です。

「家族信託のツボとコツ」

家族信託のツボとコツ

>家族信託のツボとコツを購入する

この本は、家族信託について解説されている本です。

家族信託の基礎や事例などが紹介されている、家族信託の入門書となっています。

高齢化が進む今、家族信託のニーズは高まる一方。すなわち、家族信託に関わる業務が今後増えると予測できます。

よって、家族信託について理解を深めるのは必須です。

 

「経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事〜」

経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事〜

>経営参謀としての士業戦略〜AI時代に求められる仕事~を購入する

この本は、「AIが到来する時代における、士業が生き残るための戦略」が書かれています。

AI化が進む昨今、様々な媒体で「士業の仕事はAIに奪われる」と危機感を匂わせることも増えてきました。

そんな時代でも必要とされる士業であり続けるための「戦略」を、一度理解する必要があると言えるでしょう。

今の時代だからこそ、士業に求められる価値やミッションが分かるはずです。

 

「転職の思考法」

転職の思考法

>転職の思考法を購入する

司法書士としてキャリアアップしていくにあたり、「転職」というイベントは必ずと言っていいほど発生するでしょう。

そこで、司法書士の専門書ではないですが、転職論について語られている本もここで紹介させていただきました。

転職をする際は「どういう軸を持って転職をするべきなのか」「どんな視野や視線で転職を見据えれば良いのか」といった思考が大切になりますが、そのあたりの考え方が整理されている一冊です。

 

ちなみに弊社LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)は、司法書士専門の転職サイトです。

 

 

最後に

市場価値を形成するのは知見と実務経験です。

実務経験を積むのはどうしても時間がかかりますが、知見は本やウェブ・セミナーなどですぐに身につけられます!

また、時間の経過と共に業界のトレンドや動向も変化していきます。

そういった変化にキャッチアップしていく意味でも、知見を深めるのはとても重要です。

司法書士 志村直也
この記事を書いた人
司法書士 志村直也
司法書士事務所グラティアスの代表所長・司法書士有資格者。司法書士事務所を複数経験しており、業界に関する知識やトレンドを発信中。以前は主に家族信託をメインに生前対策や認知症対策に従事し、現在は売買、相続、民事信託などの不動産登記を中心に、商業登記、裁判業務など幅広く注力。