測量士

【測量士】”きつい”と言われる理由や解決方法・働きやすい職場の探し方

by LEGAL JOB BOARD 篠原

転職エージェント

担当職種:
  • 土地家屋調査士
  • 測量士

こんにちは。測量士の転職エージェント「リーガルジョブボード」の篠原です。

今回は、「測量士の業務がきついといわれる理由や働きやすい職場の探し方」について解説します。

「測量士はやめとけと言われているけど本当?」「仕事がきつい。どこの事務所・企業も同じように働きづらいのかな?」

いろいろ考えて転職したいけど一歩踏み出せずにいませんか?

ポイントさえおさえておけば、働きやすく活躍できる職場を見つけることができますよ。

そこで本記事では

  • 仕事・業務がきついといわれる理由
  • 転職で気をつけるポイント
  • 測量士が働きやすい職場を見つける方法

についてまとめています。

本記事を読むことで、測量士が抱えているつらさを踏まえた上でよりよい環境に転職する方法を知ることができます。

測量士の仕事が”きつい”といわれる理由

測量士の仕事は、過酷できついと言われています。

それは測量士の働く環境や業務の特徴に大きく影響されています。

なぜ仕事がきついといわれるのかを下記で説明していきます。

基本的に外での仕事

測量士の仕事は工事が予定されているときの座標や高さ、面積などを測定することから始まります。外での作業が大半になってくる事務所も多いです。

屋外なので天候など関係なしに測定を行わなければならないため、急な雷雨や寒さに見舞われたり夏の日差しが暑い日中長時間で作業をすることはよくあります。

悪環境の中、仕事が続くため体感的にもきついと感じます。

拘束時間が長い

地域密着型の事務所でない場合、測量場所が遠方になる案件も多いです。

その場合、移動に何時間もかかることもあります。

移動時間が長いといくら作業時間が短くても拘束される時間が長くなり長時間の残業が発生します。仕事が終わり帰宅する時間が読めなかったり、連日の残業で体力がきついと感じることもあります。

計測データをまとめる内勤業務

測量士は外での仕事が多いイメージですが、内勤での業務も多くあります。

計測データをもとに現状図面などを作成する際、使用するデータは膨大な量になり長時間のデスクワークになることもあります。

また、様々なソフトを使用しなければならないため知識はもちろん技術も必要です。

働く環境は勤務する事務所で大きくかわる

測量士は働く場所で業務内容に大きな差があります。

その違いで、業務内容だけではなく働く環境も変わってきます。業界は発注者が強い傾向にあるため、発注者側は内勤が多く残業は少なく働きやすい場合もあります。

では、測量士が働いている場所にはどのようなものがあるのでしょうか?下記で説明していきます。

測量業務が多い、測量事務所・土建屋

測量事務所は主に外で様々な場所の測量をおこなっています。

土建屋は土木工事に必要な測量を行う工事測量が主な業務になります。

どちらも測量を中心におこなっており、測量士がメインで活躍しているのが測量事務所や土建屋などになります。

内勤業務が多い、公務員・コンサルタント

測量士でも内勤業務が多いのが公務員やコンサルタントといった仕事です。

公務員は発注する側になるためデスクワークの内勤のみになります。

コンサルタントは、基本内勤のみですが働く企業によっては少しですが測量が発生する場合もあります。

外での作業が多い測量事務所などに比べ拘束時間が少ないため、残業などが少ない傾向にあります。

働く環境や労働時間などが原因でお悩みの方は、ぜひ一度リーガルジョブボードの測量士専任エージェントにご相談ください!希望に沿った求人のご紹介も可能です。

働きやすい事務所を探すため注意すること

何年か前に比べ働きやすい職場が多くなっていますが、まだまだ仕事の内容もあってブラックと言われる企業が多く残っているのが現状です。

就職、転職の際はブラック企業に就職しないよう気をつけて求人を探す必要があります。

では、どの部分に気をつけなければならないのでしょうか。

残業時間、残業代

残業時間の項目をしっかりとチェックしましょう。

少なくはなってきましたが、寝る時間がないほど残業が多い事務所も中には存在します。

時間が明確ではない事務所は要注意ですので、面接や問い合わせの際に確認することが必要です。

また、残業代の有無も確認が必要です。

給与が「みなし残業代含む」になっている場合もあります。残業時間、残業代や給与を比べた上で納得する事務所を選びましょう。

繁忙期の仕事量

繁忙期と通常時で仕事量の差が激しく、年度末が忙しくなる傾向にある業界でもあります。

通常時では定時上がりだけど、繁忙期は夜中まで作業が終わらない事務所なども多くあります。

繁忙期の仕事量を考えずに就職すると、いざ繁忙期になったときつらく感じてしまいます。

職場の雰囲気

測量士はチームワークが大切な職種です。

なので、職場の雰囲気や一緒に働く人たちの人柄なども大切です。

昔ながらの事務所も多く、体育会系で自分には合わないなと感じる方もいます。

最近ではインターネット上で口コミなどが上がっている場合もあるので参考にしてみてもいいかもしれません。

何より大事なのは、面接などで訪問した際の雰囲気です。面接後、職場を見学させてもらうなどしなるべく職場を見て自分に合う事務所かどうかを判断しましょう。

業務内容

求人で見ていた内容と、実際に入って与えられる仕事内容が違ったということもあります。

面接時には、企業側から仕事内容の説明があることもありますがわからない点や分かりづらい点などはしっかりと聞いて就業前には不明点がないようにしましょう。

また、自分がどうしてもやりたい業務があってその企業を希望している場合などは「この業務がやりたい!」という思いを先に伝えておくことで、より企業側との相違が少なくなります。

福利厚生や待遇

事務所によって、福利厚生の充実具合は様々です。

特に長く同じ場所で働きたいと考える人は、結婚などでライフワークバランスが変わっても働ける事務所を選択しましょう。

社会保険はもちろん、退職金などの福利厚生や各手当などの待遇はなるべく充実していることが望ましいです。

測量士専任エージェントが在籍するリーガルジョブボードでは、測量士の方のご希望を丁寧にヒアリングし、求人をご紹介いたします。現在の職場でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

  • 夏は暑く冬は寒いなど業務環境がきついと感じる
  • 拘束時間が長くきついこともある
  • 残業、職場の雰囲気などに注意して職場を探すことが大切

きついことが多いと言われる測量士ですが、測量の仕事は自分が測量に関わった建物や道が目に見えて残り、生活に密着したやりがいある仕事です。
人の生活する環境を整える測量士の仕事は必要不可欠の職種ですので、測量士という仕事に自信を持ってくださいね。

職場環境や仕事内容、キャリアなどでお悩みの測量士の方は、リーガルジョブボードにお気軽にご相談ください!

この記事の執筆者

LEGAL JOB BOARD 篠原

転職エージェント

担当職種:
  • 土地家屋調査士
  • 測量士

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